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(回答先: 「ratio 合理」と「reason 理性」の解釈変更か? 投稿者 仁王像 日時 2007 年 6 月 23 日 10:14:11)
仁王像さんこんちは、
「Ratio」の語源はラテン語
英訳すると、reckoning, account /reason, judgment, consideration. つまり正しい計算 会計、判断、理性、熟慮とかに相当する意。
この辞書を参照しました。
http://humanum.arts.cuhk.edu.hk/Lexis/Latin/
「金に関する仕事」という意味もあるようです。(「会計」から派生している?、または「会計」そのもの?)
ひとつの事実、真理があり、それに関連する、あるいは(次の)事実、真理を順次論理的にひきだす「正しい考え、理性的な思考」。
一つ一つの事柄に正しい認識がないと前に(正しく)すすめない。
だから、「合理」、「正しい認識」、「理性」という訳語が発生するのだとおもいます。
「Reason」は英語、フランス語の raisonドイツ語のVernunft
上の辞書が正しいとすると、語源はratio「のようです」。
「理性」という訳語でいいと思います。
Ratio, Logos(ロゴス、ギリシャ語), Vernunft, raison, reason 等の概念は、
違いはあっても微妙なものとおもいます。
私は、このセンセの本を読んだことはありませんが、理性、合理、reason、ratio等の語彙がどうユダヤ云々と関連するのか皆目見当がつきません。読む気はさらさらありませんが。。。
向学心高き善男善女を煙に巻いていないことを祈るのみです。
注)
ratioの説明について、以下のページを参照し、ドイツ語のGrundから逆引きしました。
http://www.textlog.de/cgi-bin/search/proxy.cgi?terms=ratio&url=http%3A%2F%2Fwww.textlog.de%2F4169.html
間違えがあればご指摘ください。