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(回答先: アメリカは野蛮国(3):野蛮と愚かの間 投稿者 いかりや爆 日時 2006 年 10 月 29 日 11:22:04)
アメリカの本質を真正面から、批判するジャーナリストがいない。勇気がないのか、アメリカを妄信
しているのか・・・。北朝鮮「核」実験におびえたのか、「同盟、同盟」と米国にすがりつくニッポンの
哀れな姿。
自由と民主主義と人権大国、アメリカの野蛮な戦後史を要約すれば下記となる。
1)化学兵器(枯葉剤)大量使用・・・ベトナム戦争。
2)他国の政情不安につけこんで侵攻・・・グレナダ。
3)麻薬犯逮捕のため他国に侵攻・・・パナマ。
4)犯人?(ビンラディン)隠匿を理由に戦争・・・アフガン戦争。
5)第一次イラク戦争の欺瞞
6)第二次イラク戦争
1)ベトナム戦争
1950年アメリカは朝鮮戦争に参戦、朝鮮戦争が終結すると、冷戦時代の真最中、ベトナム戦争を
起こした。 1964年トンキン湾事件を起こして戦争の口実とした。戦線が不利になるとナパーム弾や
枯葉剤(化学兵器)を撒いて環境を破壊し、空爆と地上戦で400万人とも言われるベトナム人犠牲
者がでた。いまだに枯葉剤による後遺症に多くの人(300万人)が悩まされれているという。
アメリカは原爆投下による無差別大虐殺への反省も謝罪もなしだったが、無論ベトナムでの大量
化学兵器(枯葉剤)を使用したことへの反省も謝罪もなし。
他国の大量破壊兵器や化学兵器には、イチャモンをつける。だが、自国に対しては極めて寛大
な国です。
2)グレナダ侵攻
ベトナム戦で痛手を負ったアメリカは、しばらく静かにしていたが、1983年には、カリブ海の小国
グレナダに、同国の政情不安のどさくさにまぎれて、在アメリカ人の安全確保を理由に侵攻、実は
親米政権樹立のための弱いものいじめであった。
3)1989年パナマ侵攻、パナマのノリエガ将軍を、麻薬密輸容疑で逮捕するためと言う口実だった。
麻薬犯を捕まえるため、相手国に侵攻というのだから、恐れ入る・・・北朝鮮は国家ぐるみで、麻薬、
にせ札(偽ドル)つくり、偽タバコつくり、そして拉致に、核爆弾(これはほんもの?)まで製造している。
こちらは、不思議なことに国連と中国に任せている。
4)アフガン戦争
旧ソ連のアフガニスタン侵攻(1979−1989)では、アメリカは反ソ・ゲリラ組織タリバンを支援し
た。だが、あの疑惑の「9.11同時多発テロ事件」では、オサマ・ビンラディンをテロリストと決め付
け、彼をかくまっているという理届をつけて今度は、タリバンをつぶすためアフガン戦争を始めた。
犯人の隠匿を理由に戦争を仕掛けるのは、前代未聞である。
5)第一次イラク戦争
旧ソ連の崩壊とともに、冷戦時代は終わった。冷戦後の世界はアメリカの一人勝ちのようにみえ
る。アメリカのヘゲモニー、覇権主義はほぼ確定したかにみえる。だが、アメリカは、それで満足し
なかった。思うようにならないのが、中東地域である。中東地域には石油の宝庫でもある、石油消
費大国アメリカにとっては垂涎の地域である。
イラン・イラク戦争では、フセインのイラクを軍事支援、やがて強くなりすぎたフセインのイラク(実は、
アメリカがそのように育て上げた)、そのイラクがアメリカの思惑通りにクエートに侵入した。
そして今度は侵略者イラクをこらしめることを大義名分として、第一次イラク戦争の口実とした。ア
メリカならでのやり方である。フセインはアメリカにはめられた、はめられたのはフセインだけではな
かった、全世界が乗せられてこれに協力した。
日本は、一兆円を越える金を出したが、感謝されなかった。日本は感謝どころか、血を流さない国
として蔑まれた。
*註:EU諸国、とりわけフランス、ドイツなどはアメリカにはめれたことに気づき?第二次イラク攻撃
には賛同しなかった。
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