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(回答先: アメリカは野蛮国(5):中東和平構想・絵に描いた餅 投稿者 いかりや 日時 2006 年 10 月 29 日 11:28:22)
イラク攻撃の大義名分「大量破壊兵器」は存在しなかった、また「テロリスト・アルカイダとの関連」
もなかった、いずれもでっち上げにすぎなかった。
アメリカの諜報力からすれば、大量破壊兵器が存在しないことくらいは、最初からわかっていたは
ず。ブッシュ親子にとって、そんなことはどうでもよかった。国連決議はアメリカにとっては、お邪魔虫
以外の何ものでもなかった。何がなんでも、予定通りイラクを攻撃したかったのです。第一次イラク戦
のとき、既に第二次イラク戦争は予定されていた・・・多分。
中東和平の「ロードマップ」が実現化するには、中東全体を親米国家(実は従米国家)にすることが
前提になる。サウジ、クエートは、第一次イラク戦争で親米化したかどうかは別として、少なくともアメ
リカの支配下に落ちたことだけは確かだ。
パキスタン(インドも)は、核実験をやったが、親米(従米)国家になったが故に許された。アフガニス
タンは、アメリカのアフガン攻撃で親米政権ができた。イランの核はイランが親米化すれば、許される
かもしれない。
当面の最大の障害がフセインのイラクだった。イラクを従米化すれば、巨大な石油利権も手に入れ
ることができる(実は、この和平構想のアメリカの最大の狙いこそ、この石油利権を手に入れることだ
ったかもしれない)、イスラエルとパレスチナの紛争も解決する、一石二鳥と思ったに違いない。これ
ぞ、「世界平和のため、祖国アメリカの国益のためだ」と傲慢にも、思ったかどうか。
ブッシュの和平構想実現のためには、イラクに大量破壊兵器があろうがなかろうがおかまいなし、
はじめにイラク攻撃ありきだった。とにかくイラクを力ずくで押さえ込んで「従米国家」に仕立て上げる
はずだった。そのためには、邪魔者フセインを始末しなければならなかった。
まさかこの21世紀の時代にイラクを占領して、アメリカ領にするわけにいかない。それに替わるもの
と言えばイラクに傀儡政権をつくるしかない。バグダッドには世界最大級のアメリカ大使館(3000人
規模以上?)を設立し、大規模な米軍基地を建設し中東全体に睨みをきかすはずだった。
だが、事はそんなにうまくいかなかったのでる。
蛇足:ビンラディンはこのブッシュの構想を知っていた?が故に、あの疑惑だらけの9.11を起こして
ブッシュに協力した。でなければ、9.11直後の厳戒態勢の中でビンラディン一族が、わざわざ飛行
機を仕立てて国外脱出できるはずがない。また、アメリカの諜報力からすれば、たかがビンラディン
一人をみつけだして消すくらい朝飯前だ。テロとの戦いを標榜するブッシュにとって、彼は必要欠くべ
からざる偶像だろう。9.11の裏仕事をやったのは、イスラエルのモサド?そうでなければ、NY金融
業界を象徴するWTCに、4000人もいたユダヤ人従業員の犠牲者がたった3人(乗客2名とWTC来訪
者1名)というのは、こりゃまさに、パロディだ!
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