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(回答先: NHKニュース:首相 イラク戦争支持は正しい 投稿者 天木ファン 日時 2006 年 10 月 03 日 18:58:33)
>安倍総理大臣は「イラクが過去に実際に大量破壊兵器を使用した事実や、国連の査察団が数々の未解決の問題を指摘したことなどを考えると、イラクへの武力行使が開始された当時、イラクに大量破壊兵器が存在すると信じるに足る理由があった。イラクは、12年間にわたって国連決議に違反し続け、平和的な解決の機会を生かさず、国際社会のしんしな努力に最後まで応えようとしなかった。日本がイラクへの武力行使を支持したのは正しい決定であったと現在でも考えている」と述べました。
1.イラクが過去に実際に大量破壊兵器を使用した事実
→ウソ。フセイン裁判でも訴状に記載され、世界的にも知られるようになったハラブジャ事件(イラク軍がハラブジャの町にて、クルド人に対して1988年に行ったとされる毒ガス攻撃)とされるものは、実は「イラン軍」によるものとの重大な証言が、それも元CIA職員で米陸軍大学教官も勤めた人物スティーブン=ペレティア氏から出ている。
参照:http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Halabja_massacre.html
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/2005What_happened_in_Halabja.html
http://www.jca.apc.org/~altmedka/gulfw-13.html
http://nippon.zaidan.info/seikabutsu/2002/00484/contents/080.htm
阿修羅内にもこうした情報が
・頻繁に「イラクの大量破壊兵器使用例」とされるイラク北部ハラブジャでのカード人虐殺に関する事実
http://www.asyura2.com/0401/war47/msg/970.html
投稿者 サンフラン 日時 2004 年 2 月 11 日 12:45:06:Phd4fOZXjBFlI
2.国連の査察団が数々の未解決の問題を指摘したこと
→(1)国連監査検証査察委員会(UNMOVIC)委員長のハンス=ブリクスも査察の結果、結局イラクが核兵器開発を行っているとは「断定」できなかった。
参照:http://www.jca.apc.org/stopUSwar/Bushwar/arrange_iraq_attack12.htm
http://www.isatokyo.org/opportunity_sweden/people/040615/index.html
他、詳しくは「ブリスク UNMOVIC」をキーワードに検索されたし。
(2)また、元国連大量破壊兵器査察官であり、元米国海兵隊員でもあるスコット=リッターもイラクの大量破壊兵器開発はなかった、と再三証言している。
参照:http://www.jca.apc.org/~p-news/IRQ/PAWEL2.htm
http://eritokyo.jp/war-env/ritter-panel-2003.2.htm
http://homepage.mac.com/ehara_gen1/jealous_gay/scott_ritter.html
http://www.ribbon-project.jp/SR-shiryou/shiryou-11.htm
他、詳しくは「スコット リッター 証言」をキーワードに検索されたし。
3.イラクは、12年間にわたって国連決議に違反し続け、平和的な解決の機会を生かさず、国際社会のしんしな努力に最後まで応えようとしなかった。
→国連決議・安保理決議の内容に対する完全な無理解(特に、開戦の口実とされた、いわゆる「1441」決議についての曲解)。また、国連決議なしに武力行使を開始した米英の「しんしな努力」の欠如ぶりには言及なし。
参照:
http://www.amza.com/dojin/mosaic/zakki_a02.htm
http://www.jca.apc.org/stopUSwar/Bushwar/arrange_iraq_attack14.htm
http://www.janjan.jp/column/0604/0604273451/1.php?PHPSESSID=790224cc27a2b01c28912478cec09396
http://eritokyo.jp/war-env/newyearcolum3.html
阿修羅内
・【岡崎久彦・岡本行夫・山崎正和】イラク開戦3年目に親米・右派文化人に問う(2)【成澤宗男の「世界を読む」:JANJAN】
http://www.asyura2.com/0601/war80/msg/410.html
投稿者 傍観者A 日時 2006 年 4 月 29 日 20:07:58: ebe9fDsQ1Z63o
[個人的コメント]
まあ、「正しい決定であったと現在でも考えている」の一言で過去を正当化できるなら、スターリンや毛沢東やポルポトによる強制収容・虐殺・拷問・洗脳教育も「当時としては正しかった」「国家の統一(or繁栄・秩序維持・治安維持他の美辞麗句)の目的」の一言で正当化されかねない。それでは人類が持つ辞書に「反省」という単語は不要になる。
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