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まずは此方をご覧下さい。
http://maps.google.com/maps?f=q&hl=ja&q=japan&ll=35.362176,138.731232&spn=0.122772,0.21698&t=k
現在、地球温暖化によって富士山の永久凍土は縮小し25年間で300メートル山側
に後退しているそうです。西側斜面の崩壊は進行が続き、ご覧の通り、見た目に
も酷く深刻な状況です。私もつい最近TVで見ましたが、雪解け時期、下流の川
に物凄い土石流が流れ込んでいました。
関連するHP
地球温暖化が変える富士山の姿
http://www.big.or.jp/~arimochi/info.02.11.22.11.html
地球温暖化で富士山の永久凍土が縮小 25年間で約300メートル山頂側に後退
富士山(3776メートル)南斜面地下の永久凍土帯が温暖化のため縮小し、この約
25年の間に標高差で約300メートルも山頂側に後退したことが、国立極地研究所
(極地研)や静岡大、筑波大による初の地中温度連続観測で分かった。10日、山形
市で開催中の日本雪氷学会で発表した。
研究グループは極地研の藤井理行教授ら。富士山の標高約2800メートルから山頂
直下までの南北両斜面に、温度センサーを深さ50センチの地中に標高差200メー
トル間隔で計10地点設置。2000年8月から1年間、連続して温度変化を測定し
た。
その結果、南斜面(静岡県側)では年平均が0度になるのが標高3500メートル辺
りで、この付近に永久凍土の下限があることが判明した。
1976年夏の同教授らによる地温の観測では、永久凍土の下限は3200メートル
付近と推定されていた。この25年で、山頂まで残すところ200−300メートル
となり、永久凍土の分布域が大幅に縮小した。
北斜面(山梨県側)では永久凍土下限は3000メートル付近と分かり、76年当時
とほとんど変わっていなかった。
永久凍土の分布域は、冬季の凍結と夏季の融解のバランスで決まる。富士山頂では、
76年から2000年の間に2月の平均気温が約3度も上昇した一方、8月は約0.
2度の上昇に止まり、冬季に凍らせる能力が低下したことが後退につながったとみら
れている。
藤井教授は「山頂でも(表層の融解が進み)地温が零度になる層が、昔より深くなっ
ている。植生への影響や、富士山西側で進む斜面崩壊の加速化が懸念される」と話し
ている。
■永久凍土
高緯度地域や高山帯で、寒冷のため1年中凍結している土壌。シベリアやアラス
カ、カナダなどに広く分布、面積は全陸地面積の十数%に及ぶとされ、かつて陸上
だった海底下にも存在する。シベリアでは厚さが1000メートル近くになる所もあ
る。融解で中に閉じ込められていたメタンなどが放出され、温暖化がさらに加速する
恐れが指摘されている。日本では富士山のほか、立山(富山)や大雪山(北海道)な
どに分布している。(10月10日 サンケイスポーツ)
ACHP編集部
以下はピークオイルに関連する私の投稿です。
ピークオイルと人類の運命
http://asyura2.com/0601/war77/msg/926.html
ピークオイルの後は「終りの無いオイルショック」それは世界経済の終りの始まり
http://asyura2.com/0601/war77/msg/967.html
ビルトッテン氏より「ロシアはピークオイルがシオニストの嘘だと証明した」への
コメント頂きました。
http://asyura2.com/0601/war77/msg/991.html
「2050年は江戸時代」石川英輔著(2010年ピークオイル⇒終りの無いオイルショック⇒世界経済崩壊⇒世界恐慌⇒日本食糧危
http://asyura2.com/0601/war78/msg/106.html
世界の最後の審判の日はまもなく来るのである。この日に備えない国は激烈な苦しみを覚えることになるだろう 2001, Ant
http://asyura2.com/0601/war78/msg/108.html
ピークオイル。日本と世界の関心度
http://asyura2.com/0601/war78/msg/158.html
ピークオイル 理解されないエネルギーの質 残りの石油も代替エネルギーも期待は出来ない?!
http://asyura2.com/0601/war78/msg/278.html