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(回答先: ピークオイルと人類の運命 投稿者 Y 日時 2006 年 1 月 27 日 20:11:27)
kokoponさんレス有難うございます。
ネットでの調べ物は良くしますので早速利用してみます。
JAXVNさんさんレス有難うございます。
私も阿修羅投稿の http://www.asyura2.com/0505/war71/msg/275.html
は熟読させて頂きました。本当に石油が無尽蔵であれば驚愕ですね。
もしピークオイルがあれば次に来るのはオイルショックです。
しかも終りの無い、年々激しくなるオイルショックです。
1973年の第一次オイルショックは、主因として石油生産資本の不足だと
言われており、原油価格が1バレル20ドルから40ドル強に値上がりし
ました。石油生産は6〜9%下がり、翌年74年には日本の物価指数が23
%上がりました。1979年の第二次オイルショックは石油生産が4%さが
りましたが、第一次オイルショックに比べ経済的影響は軽微でした。理
由として以下の手当てがあったからです。
@サウジの増産
A北海油田等からの新規供給
B政府と企業の石油備蓄からの大規模な石油の供給
もし、世界はピークオイルを迎え、第三次オイルショックがあるならば
どうでしょうか?
現在世界の石油需要は平均2%(1〜3%)上昇しています。ピークオイ
ル後の石油原産は年3〜6%といわれています。さらに現在、世界の石油
備蓄量は減っており第二次オイルショックの様な手当ては不可能です。
私が考えるには、世界経済の崩壊が直ぐに起こると思っています。暫くは
市場はガマンするでしょう。しかし、既に近年の原油価格の値上げで運輸
関係企業はかなり厳しい状態だと聞きます。恐らく原油高の影響で苦しい
企業から順に崩壊は始まってゆくでしょう。
現在、我々は人類史上において「石油バブル」の中にあると思います。豊
富で安価な石油が起こしたバブルです。石油の利用によって増えた人類に
とって、石油の減耗はバブル崩壊の始まりです。石油の代替もない状態で
石油減耗時代を迎える事はすなわち「世界経済の終り」、自給自足がまま
ならない国にとっては「世界の終り」とも言えると思います。
参考、引用(最初のスレッドと重複するものもあります)
「ピークオイルと人類の運命」ロベール・ベリオー著
第3章
(PDFからどうぞ)http://www.peakoilandhumanity.com/JA_table_of_contents.htm
オイルショック
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%82%AF
書籍『ピーク・オイル 石油争乱と21世紀経済の行方』
(リンダ・マクウェイグ著、 益岡賢 訳)
の訳者、益岡賢氏のHPより(トップ⇒記事・文章の下「「ピークオイル論」資料
(2005年12月10日)」
⇒文中「pdfにて公開」よりP.5、「2 ピークオイルがもたらすもの」
http://www.jca.apc.org/~kmasuoka/
書籍「成長の限界 人類の選択」
デニス・メドウズ (著), 枝廣 淳子 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478871051/qid=1134607529/sr=8-
p.288「市場の不完全性の一例 石油市場の変動」より