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最近はどこの会社も残業が当たり前という状況になっている。
先日、ある人に「前任者は頑張り屋さんだったようで、一日4時間くらいの残業をしていたので同一レベルの残業が事実上困難な私とすると途方に暮れています。」というような事を聞かせれた。
前任者は歩いても4〜5分の距離に住んでいて、その人は車で約片道1時間30分くらいかかるらしい。仮に同一レベルの残業をするとなると一日約「16時間を職場で使うのに等しい(正規勤務時間8時間+昼食休憩1時間+残業4時間+通勤時間往復3時間)と云うことになり、家では朝食、夕食、入浴、睡眠等を正常行うのは困難になると云うことである。
前から考えてはいたのだが、通勤時間というのは勤務時間の一部だろうと思っている。
少なくとも、一定の企業側は一定の考慮を考えるべきである。
通勤手当を払っているから良いと云うものではない。
「時間と言うのは立派な個人の権利・財産」だろうと思う。
人は一ヶ月80時間以上の残業を行うと「健康的に害がでる」と言われている。
多分であるが、この時間には通勤時間も含まれるような気がする。仮に21日勤務する人であれば片道2時間の通勤時間の人は「実質的に月82時間も残業をしている事」に等しいので、一分も残業しなくても危険である。
しかし、企業側では「あいつは全く残業もしないダメ職員だ」と考えるくらいだろうと思う。
通勤にも色々な種類があり、一概には言えないが、自家用車での通勤ならば、その間は「実質的に何もできないし、場合によっては仕事をする以上に疲労をする」と考えられる。
本来なら、通勤時間は全てを勤務時間として処理するのが望ましいだろうが、企業にも色々と考えがあるだろう。
そこでKは考える。
1 通勤手当ての距離に応じた時間を設定し「その時間を勤務時間に組み入れる」
2 企業が職員の送迎に責任を持つ。例とすれば送迎バスで送り迎えする。
3 タクシーなどで通勤する実費を通勤手当に計上する。
どうだろう?
労働組合はそのような方向の運動を強化するべきである。