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(回答先: Re: 一冊だけ挙げるとしたらこの本でしょう<失礼ですが… 投稿者 秋元健一 日時 2006 年 8 月 02 日 01:30:03)
佐治芳彦の場合古代史に関しましてはトンデモ度が大きいのはなぜか徳間書店ですね。
理由は良くわかりませんが。新国民社の場合はトンデモ度がないかあっても少ないです
先輩の鹿島昇と完璧なアカデミズムの立場からの眼でみる吾郷清彦が監修として
入っている「日本列島史抹殺の謎」と「倭人大航海の謎」には東朝鮮王たち(俗にいう
古代てんちゃん)のモデルになった実在の新中国系朝鮮人の将軍たちのリストが
初代から44代目までアップされています。(朝鮮半島の国王や女王も入っています)
消費税別の980円シリーズで古代史は充分かと思われます。
征服者で少数派だったために100年後には完全に土着化したとの説を唱える人は
多すぎて枚挙にいとまがありませんので数人に絞っています。木村愛二さんと
高野信夫先生の補助勢力になるであろうマジメな著作は他にもあると思います。
吉野ヶ里に関しましては、日刊ゲンダイの二木編集長が推薦してる著作がありましたが
憶えておりません。炭素年代測定法をかけたところ邪馬台国より数十年後後との結論が
出たそうですが当時の中国から「日本国王」と認知してもらえた可能性が高いとの
説を出していました。不十分な返事ですが知らない事は知らないと言わないと
誠実とは言えませんのでそう致しますことをご了解して下さい。