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(回答先: 銃撃受けた伊女性記者の証言、米軍の主張と食い違い(読売) 投稿者 happyblue 日時 2005 年 3 月 06 日 21:36:56)
解放のイタリア記者、米軍発砲を語る 米軍説明と食い違い
2005.03.06
Web posted at: 15:29 JST
- CNN
http://cnn.co.jp/world/CNN200503060006.html
バグダッド(CNN) イラクの武装勢力から解放された直後に米軍の発砲を受け、負傷したイタリア人記者ジュリアナ・スグレナさん(56)が4日、自分の解放交渉を成功させたイタリア情報機関職員の死亡がなにより衝撃的だと話した。またイタリア司法当局はスグレナさんの状況説明が、イラク駐留多国籍軍の説明とは食い違っていると明らかにした。
地元テレビ局の取材を受けたスグレナさんは、4日夜に解放されて自動車でバグダッド空港に向かっていたところ、米軍から発砲されたと説明。自分の解放を交渉した情報機関職員ニコラ・カリパリさん(50)と話していた途中でいきなり「彼が私によりかかってきた。私を守るためだと思う。彼はそのまま崩れ落ちて、死んでいることに気付いた」とスグレナさん。
「運転手は私たちがイタリア人だと説明することもできず、発砲はそのまま続いた」という。
駐留多国籍軍は、スグレナさんたちの車がスピードをあげて検問所に近づいてきたため、米兵らが発砲したと説明。米兵たちは「運転手に、身振り手振りやライトの点滅、警告射撃などを繰り返して、停止するよう警告した。それでも運転手が停らなかったため、兵士らは停車させるためエンジン部分をねらって撃った」という。
これに対してイタリアのイオンタ予審判事は、スグレナさんの説明はこれと食い違っていると指摘。「発砲を受けたのは検問所ではなく、通りかかったパトロール中の米軍車両。私たちの車をスポットライトで照らしてすぐ、撃ち始めた。弾がどこから来ているのか分からなかった。検問所は通過していないし、車はスピードを出しすぎてなどいなかった」とスグレナさんは話しているという。
発砲でスグレナさんも肩に破片を受けて負傷。車内にいたイタリア治安担当職員2人も負傷した。
死亡したカリパリさんの遺体は5日夜、イタリア国旗にくるまれたひつぎに収められ、ローマに到着した。
カリパリさんはイタリア南部レッジオ・カラブリア出身の元警官。妻と19歳の娘、13歳の息子がいる。