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(回答先: フセイン元大統領の異父弟 シリアが拘束に協力 【カイロ=共同】東京新聞 投稿者 愚民党 日時 2005 年 2 月 28 日 16:20:21)
駐留シリア軍撤退要求 レバノンで2万人デモ
【カイロ=加納洋人】レバノンの首都ベイルートでは二十七日夜、駐留部隊の撤退要求を含む隣国シリアへの批判を掲げた大規模なデモが発生、レバノン政府の禁止令にもかかわらず、主催の野党陣営では二十八日も約二万人を集めてデモや集会を続行した。ハリリ前レバノン首相の暗殺事件以後、関与が疑われたシリアへの反発が高まっていた同国だが、デモの拡大で情勢は緊迫度を増している。
ベイルート市内では、二月十四日にハリリ前首相が暗殺されたのをきっかけにデモが繰り返されていた。
シリアや親シリアのレバノン政府の暗殺への関与が取りざたされるなか、二十七日深夜には若者ら数千人が市内中心部に集まり、ハリリ前首相の肖像やレバノン国旗を掲げ「シリアは出ていけ」などと叫んだ。広場に通じる道路には数百人の治安部隊が配置され、警戒にあたった。
二十八日のデモは暗殺事件後、国会で初めて暗殺事件についての審議が行われたのにあわせて計画された。野党陣営は事件の真相解明を求めるとともに、内閣不信任案を提出する構え。進歩社会党(PSP)のジュンブラート党首はロイター通信に「平和的な抗議行動を行う」と述べ、禁止令にかかわらずデモを行う考えを強調していた。
これに対しシリア、レバノン政府とも暗殺事件への関与を否定。レバノン内務省はデモ阻止のため「あらゆる手段をとる」と警告した。
また、エジプト訪問中のシリアのシャラ外相は二十七日、国連安保理決議一五五九が要求しているレバノンからの約一万五千人のシリア軍撤退について「決議に関してレバノン側のコンセンサスがない。シリア軍がベカー高原に配置されるべきかについて、レバノン側のコンセンサスを得たい」と述べるにとどまった。
http://www.sankei.co.jp/news/morning/01int002.htm