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(回答先: 駐留シリア軍撤退要求 レバノンで2万人デモ 【カイロ=加納洋人】産経新聞 投稿者 愚民党 日時 2005 年 3 月 01 日 05:06:59)
レバノンの親シリア派カラミ内閣総辞職 (読売新聞)
【カイロ=岡本道郎】ベイルートからの情報によると、レバノンのカラミ首相は28日夜、国民議会で内閣総辞職を表明、ラフード大統領も辞表を受理した。
ベイルートでは2月14日のハリリ前首相暗殺事件以来、親シリア政府と、レバノンを実質支配してきたシリアが事件の黒幕だとする野党支持者の大規模デモが連日発生。カラミ内閣は民衆の圧力を受け総辞職を余儀なくされた形だ。野党勢力の政治的勝利と言え、ラフード大統領ら親シリア勢力は難しい政局運営を迫られることになった。また、駐留シリア軍撤退要求がさらに強まることは必至で、シリアのアサド政権も一層の苦境に追い込まれた。
カラミ首相は内閣不信任案の審議中に突然、「(現政権の存在が)暗殺事件の真相究明の障害にならないよう辞職する」と演説した。国民議会(定数128)の約8割は親シリア勢力とされ、不信任案は不成立の見通しだったが、首相はあえて辞職の道を選んだ。
ベイルート中心部の殉教者広場には27日夜から多数の野党支持者が集結。28日には、政府のデモ禁止令を無視して約6万人が集まり、国旗を振りながら、反政府、反シリア・スローガンを連呼。首相演説がスクリーンで中継されると、市民らは「ラフード、次はお前の番だ」などと気勢を挙げた。
後継内閣は大統領が議会と協議の上、指名した首相候補が組閣、議会の承認を得て発足するが、5月に予定される総選挙までの選挙管理内閣になる公算が大きい。
[ 2005年3月1日7時36分 ]
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/world/syria.html?d=01yomiuri20050301i102&cat=35&typ=t