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(回答先: レバノン:内閣が総辞職 市民の抗議行動拡大に抗えず ─ (毎日新聞) 投稿者 天木ファン 日時 2005 年 3 月 01 日 13:43:01)
レバノン内閣総辞職
前首相暗殺の混乱で引責
【カイロ=秦融】レバノンのカラミ首相率いる内閣は二十八日、総辞職した。同国では二月十四日に首都ベイルートでハリリ前首相が暗殺されて以来、政情が不安定化。野党勢力は暗殺事件にシリアが関与していると主張し、駐留シリア軍の撤退と、親シリア派のラフード大統領、カラミ首相の退陣を要求し、この日も都心に約二万五千人のデモを展開していた。
カラミ首相は国会で総辞職を表明する際、「政府は国家の障害物となるべきでない」と述べ、野党勢力の要求を受け入れ、混乱の責任を取る考えを示した。
同首相は、憲法を改正して強引に任期延長したラフード大統領にハリリ前首相が反発、辞職した後、首相に指名された。総辞職の直後、国会付近に集結していた市民らは大歓声で「シリアは出て行け」「次はラフード(大統領)おまえの番だ」と気勢を上げた。
総辞職を受け、ラフード大統領は今後、国会内の各派勢力と協議し、首班指名を行う。慣例で大統領はキリスト教マロン派、首相はイスラム教スンニ派、国会議長は同シーア派の国会議員から選ばれる。
シリアのアサド大統領は二十八日付のイタリア紙で「軍の完全撤退は(イスラエルとの)和平という保証がなければ不可能だ」と国連決議に抵抗する姿勢を示した。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kok/20050301/eve_____kok_____000.shtml