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(回答先: 電車転覆で数人死亡、50人以上けが マンションに激突、大破 兵庫県尼崎市 (東京新聞) 投稿者 愚民党 日時 2005 年 4 月 25 日 11:11:02)
伊丹駅から事故現場まで、平均120キロで走行
JR福知山線の脱線事故で、事故を起こした快速電車は、オーバーランした前の停車駅・伊丹駅を1分半遅れで発車後、事故現場までの4・3キロ間だけで通常のダイヤ運行より1分早く走行、遅れをほぼ取り戻していたことが27日、JR西日本などの調べでわかった。
この間の平均速度は計算上、通常の時速88キロを30キロ以上上回る約120キロという高速運転だったことが判明。同電車の高見隆二郎運転士(23)が遅れを取り戻そうと心理的に追いつめられていた可能性があり、県警捜査本部(尼崎東署)は運行状況の解明を進める。
JR西日本によると、伊丹駅から事故現場の急カーブまで、快速電車の通常ダイヤでは2分55秒かかる。同社が事故当日の運行状況を調査した結果、25日午前9時16分20秒に伊丹駅を発車し、同18分ごろ脱線事故を起こしていたことを確認。約1分15秒短縮していたことがわかった。この間、直線の制限速度は120キロ、現場カーブの制限速度は70キロ。加速には一定の時間がかかることなどから、JR関係者は「直線では120キロ以上の速度が出ていた計算になる」と指摘している。
同社はこれまで事故車両の「207系」について「設計最高速度は120キロで、それ以上の速度は出ない」と説明していたが、同社がダイヤの作成に使うシミュレーションソフトで改めて計算したところ、「130キロの速度での走行が可能」との結果が出たという。
事故直前にオーバーランを起こした高見運転士の心理について、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会の委員も「23歳の若さ。自分たちの経験から言っても『しまった』と思うはず」と推察している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050427-00000004-yom-soci