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(回答先: 『通過音、突然消えた』目撃者が詳細証言 (東京新聞) 投稿者 愚民党 日時 2005 年 4 月 30 日 17:01:26)
車両の揺れ、指令へ報告
脱線直前にJR車掌
通過音消え転倒と目撃者
兵庫県尼崎市のJR福知山線で起きた快速電車の脱線事故で、松下正俊車掌(42)が脱線直前「車体が揺れている」とJR西日本総合指令所に報告していたことが30日、尼崎東署捜査本部の調べで分かった。
事故を目撃したタクシー運転手の男性(63)=尼崎市=は「電車の通過音が小さくなり、前の車両が(現場右カーブを)左傾したまま走って(線路脇の)マンションに突っ込んだ」と証言した。
捜査本部は制限時速(70キロ)を大幅に上回る100キロ超でカーブに進入し、遠心力などで車体が傾いたのが脱線の主要因とみて捜査。国土交通省航空・鉄道事故調査委員会も「転倒脱線」とみており、両者の見方を裏付ける証言と言えそうだ。捜査本部などは30日も現場検証や調査を続けた。
調べによると、快速電車は伊丹駅から尼崎駅へ向かう途中で脱線した。その間の車掌と総合指令所の通信は記録され、捜査本部はJR西日本から提出を受けた。
車掌は伊丹駅で停止位置をオーバーランし、約1分半遅れていることを連絡後、現場のカーブへ進入する直前に「いつもよりスピードが出ている」「車体が揺れている」などと報告した。
このため、指令所は無線で高見隆二郎運転士(23)=死亡=を2度呼んだが、応答はなかったという。捜査本部は関係者の事情聴取や通信記録の分析を続けている。
一方、目撃者の男性によると、事故が起きた25日午前9時20分ごろ、線路と並行する西側の道路を自転車に乗って通行。後方から来た電車の通過音が「ゴー」といういつも聞いている音から急に小さくなり、何かが風を切るような「スー」という音になった。
線路を見ると、1両目の右側がふわりと浮き上がり、どんどん左傾しながら進み、3両目が2両目につんのめるような形で衝突。無数の敷石が高く巻き上げられ、直後にごう音が響き渡った。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/detail/20050430/top_____detail__002.shtml