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(回答先: 政治経済小説:村上龍「半島を出よ」を読む (増録生活人) 投稿者 愚民党 日時 2005 年 4 月 04 日 02:54:02)
Vol.8 Mar/15/2005
http://www.collectors-japan.com/nevada/main/m_050315_1.html
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1.国力のない国の悲劇
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今、日本は戦後最大の危機に直面していると言えます。
経済の危機もそうですが、もっと大きな危機です。
【領土消滅】
全ての日本国の領土が消えるのではなく、今の日本列島が分割されることになる可能性が高くなってきているという意味です。
日本人ほど、領土について無頓着の国民はいません。
中国の潜水艦が日本領海を航行しても、ひたすら出ていって欲しいと願い、出ていった後に「けしからん」として一応の抗議をする。
もし、このようなことが米国領海で起これば即、攻撃をして捕獲するか、それでも逃げ回れば撃沈するでしょう。
領海侵犯をするということは国家主権の侵害であり、“通常の国”であれば、攻撃して撃沈しても何ら問題が起こらないのです。
これが国土を守るということなのです。
それが日本は出来ていないのです。
今までは、米国が日本を“守って”いましたから、それでも良かったのです。
自衛隊が5兆円の予算を使ってこれだけのことしか出来なくても、何ら問題はなかったのです。
ところが、今、米国は日本を守る“意義”が果たしてあるのか?と、なってきており、これを『待ってました』とばかりに、中国、韓国、ロシアが日本国土を標的にし始めているのです。
勿論、彼らは物凄い長い期間をかけて環境を作ってきたのです。
中国も韓国も世界に向けて、“自分たちの領土”をアピールしてきたからです。
あらゆるマスコミに接触して、自分たちの主張を繰り返し述べてきたのです。
日本が領有権を主張している竹島・尖閣諸島・沖ノ鳥島は、日本の領土ではない、自分たちの領土であり、沖ノ鳥島は公海上の“岩”であり、日本が主張する島・領土ではないのだ、と。
結果、どうなったでしょうか?
世界のマスコミではこの主張が通り始めてきており、先日、尖閣諸島問題では米国で最も広く読まれている新聞(USAToday)に大々的に、中国の主張が掲載されたのです。
これを読んだ多くの米国人は、なるほど尖閣諸島は中国の領土といってもおかしくはないと思ったはずです。(この記事に掲載されている地図を見れば、誰でも尖閣諸島は中国領土と思います)
そして、通常このような記事では公平性を保つために、必ず日本の主張が入るはずですが、どこにも見当たりません。
ワシントンの日本大使館は何をしていたのでしょうか?ワインでも飲んで遊びほうけていたのでしょうか?
国際社会では、沈黙は負けを意味します。
中国の外交能力は、日本とは比べ物にならないほど戦略化され、かつ洗練されています。恐るべき国力だといえます。
韓国との関係を見れば、一部の女性が韓国人スターに熱中して、韓国大好きと韓国ブームを起こしていますが、竹島問題では、韓国内で日本憎しという感情が巻き起こっており、過去になかった程の大問題になってきています。
にもかかわらず、日本政府(小泉総理)の対応は、『冷静に対応したい』としており、全く危機感がありません。
韓国政府は、最近になり戦後賠償問題を取り上げるほど保守化してきており、北朝鮮との関係も、いまや一体ではないか?といえるほどの親密さであり、このままいけば、日本と韓国の国交断絶という段階にまで進むこともありえます。
では、この領土問題(尖閣諸島・竹島)では、一体どちらに正当性があるのでしょうか?
中国・韓国に正当性があり、日本がこれらを侵略しているのでしょうか?
それとも、中国・韓国が無茶を言っているのでしょうか?
一般国民レベルでもっと勉強し、どちらの主張が妥当でどのような解決方法があるのか、早急に検討するべきだといえます。
先日、ある超一流ホテルのラウンジで韓国名のスタッフがいましたので、この竹島問題につき、意見を求めたのですが、返ってきた返事は「分かりません」でした。
恐らく、日本人に聞いても同じ答えが返ってくるでしょう。
政治問題化する前に早急に手を打つ必要があると言えます。
http://www.collectors-japan.com/nevada/main/m_050315_1.html