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(回答先: Re: 白玉は人に知らえず・・・この言葉知らないです。解説求む。 投稿者 日 日時 2005 年 6 月 07 日 01:49:21)
日さん、説明ありがとう。
>言語は一体どうやって生まれたか?
>とりあえず偶然のコミュニケーションから、たどたどしく始まり、現在に至ったと仮定します。
おいらは、逆じゃないかと思うんだけど。何語にしろ、古典のほうが複雑で難しいよね。
それで、ちょっと調べてみたんだけど、こんなことだそうだよ。
「今日,知られている諸言語のより古い形態のものは,それらから派生した現代の言語よりもはるかに難しいものであった。……人間は最初,単純な話し言葉を使いだし,やがてそれを一層複雑なものにしたのではなく,むしろ記録に載っていない過去のある時に,途方もなく難しい話し言葉を把握し,やがてそれを単純化して現代の形にしたものと思われる」「科学図解」誌の1948年7月号(63ページ)。
「“未開人”はブーブーという一連の音声を出して話し,多くの“洗練された”概念を表現することはできないという観念は大変誤っており」,「文字を持たない民族の言語の多くは現代のヨーロッパの言語よりもはるかに複雑なものである」。(サイエンス・ニューズ・レター誌,1955年9月3日号,148ページ)
ところで、人間が最初に発することばって、日さんはなんだと思います?
「ママ・・」かな? ヘブライ語によるとそれは「父」だそうです。
「父」と訳されているヘブライ語のアーヴという言葉は、幼児の口から最初に出て来る最も簡単な音声から取られた模倣的な言葉(擬声語)なんだって。考えてみるとヘブライ語を話したと思われる、アダムもお母さんから生まれたんじゃなくて、お父さんから生まれたんだよね。最初の呼びかけは「アバ(父よ)!」だったかもしんない。
横道にそれちゃったけど、もう少し聞かせて。
>その根源の字こそ、最強の概念。その創作者こそ、この世界の支配者。
その人は、今でも存在しているんですか?
日さんみたいな知識を持っている人は、どのくらいいるの?
互い同士の連絡はあるの?
そして、その知識によるとこの世界に意味はあるの?
「白玉は人に知らえず、知らずともよし。知らずとも我し知れらば、知らずともよし。」
万葉集だったと思います。高校ん時の先生の説明では、人里離れた山中で修行をしていた僧侶が、やっと悟り(白玉)を開いたのにそれを伝える相手がいない、という状況で詠んだ歌だそうです。