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コンクラーベ:超巨大カルトの首領=教皇選出の鍵【第1部:「ミスター冷戦」の後】
超巨大カルト集団バチカンは、カルトの持つ本質をこの数十年間で見事に披露してくれました。戦争板とカルト板とどちらに投稿しようか、と迷いましたが、上記の意味でカルト板に貼り付けます。ただしここでは、その政治的な側面を中心に取り上げます。その思想的、経済的な側面などは、もう少し勉強した後で、いずれ機会を改めて投稿したいと思っています。
長文ですので、3部に分けて投降します。どうか最後までお目をお通しください。
【第1部:「ミスター冷戦」の後】
●故ヨハネ・パウロ2世が1970年代中盤以後の現代史の中で、いかに重要な働きをしたのか、は、先日の私の投稿でも述べたとおりです。「冷戦」期後半の世界情勢はまさに『バチカン=オプス・デイ=CIA軸』を中心に回っていた、と言えるでしょう。故ヨハネ・パウロ2世=カロル・ヴォイティ−ワこそ真の「ミスター冷戦」の名にふさわしい、と思います。
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http://www.asyura2.com/0502/war68/msg/1006.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2005 年 4 月 02 日 23:17:33
「使命」を終えたヨハネ・パウロ2世;『バチカン=オプス・デイ=CIA』軸への考察
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そして1990年代から現在に至るまで、「冷戦構造」の名残が北朝鮮とキューバを除いて次々と払拭され、「対テロ世界戦争」の新たな対立構造が形作られ、それを通して世界の改造が、あるときは強引に、あるときは人知れず、推し進められているように見えます。
3月にあったマドリッド会議については今までに申し上げたとおりですが、
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http://www.asyura2.com/0502/war68/msg/362.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2005 年 3 月 14 日 08:04:54:
大規模集団洗脳の現場報告(4)地下鉄サリン〜9・11〜3・11〜・・・そしてマドリッド日程
http://www.asyura2.com/0502/war68/msg/399.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2005 年 3 月 15 日 10:06:22
2006年9月11日(9・11事変5周年)に次の「世界会議」が開かれる
http://www.asyura2.com/0502/war68/msg/846.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2005 年 3 月 27 日 04:21:28
「貧困対策」と「対テロ世界戦争」
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ことの開始は湾岸戦争であり、バルカン戦争(1次、2次)を経て、その間に「ビン・ラディン率いるアルカイダ」の台頭、オウム真理教の「地下鉄サリン事件」を含む多くの「テロ事件」が起こり、2000年9月には国連「ミレニアム開発目標」が発表されその1年後に9・11事変が発生(その以前にパレスチナ第2次インティファーダ開始)、そして米国によるアフガニスタンとイラク侵略、9・11の911日後に3・11マドリッド列車爆破事件、ベスラン学校人質テロ事件、と続きます。そのすべてが、いかにも臭い芝居がかった出来事ばかりであることは、すでにご承知の通りでしょう。
またその間、1998年から3年越しにもめたピノチェット起訴事件、2004年からチリで本格化したピノチェット裁判(その不正蓄財はブッシュ政権が暴く)、スペインで行われているシリンゴ裁判、今後本格化すると思われるアルゼンチンでのビデラ裁判などは、結局は冷戦時代にたまった不要物の「アカ落とし」といえます。
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http://www.asyura2.com/0502/war67/msg/831.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2005 年 2 月 27 日 04:55:09:
傀儡独裁者の末路:むしりとられてゴミのように捨てられるピノチェット(エル・ムンドより)
http://www.asyura2.com/0502/war67/msg/832.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2005 年 2 月 27 日 04:58:46
死者になっても鞭打たれるフランコ:ガルソンの爆弾要求(IBLNEWSより)
http://www.asyura2.com/0502/war68/msg/794.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2005 年 3 月 26 日 05:55:04:
「民主主義vsテロ」の戦争に独裁色は邪魔:スペインでもフランコの像を撤去、出汁にされる共産主義者
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2001年ブッシュの就任とスペイン訪問(ブッシュの米大陸以外への初めての訪問)の直後に起こったオプス・デイ会員のFBIハンセン逮捕(冷戦中のKGBスパイ容疑)、およびその上司ルイス・フリーフ(オプス・デイの会員と目される)の突然の辞任も、同様に冷戦構造の裏面に対する「口封じ」に過ぎないように思います。そしてそのすぐ後で起こったのが9・11です。
この種の「冷戦の残滓一掃大バーゲンセール」に喜んで飛びついても、結局「安物買いの銭失い」になるばかりか、まんまとマインドコントロールの餌食になるばかりでしょう。様々な仕掛けを行っている者たちは、すでに先に進んでいるのです。当然バチカンもそうです。次の教皇は「ミスター対テロ戦争」になることでしょう。
私のようにオプス・デイというカトリック教団の足跡をたどりながら現代史の真相の深層に迫っていくようなことを本格的に行っている人は、世界でも数少ないでしょう。せめて希少価値だけでも認めてほしいな、と思っていますが。しかしこの教団の動きには、単純に「フランコ独裁を支えたファシスト」「CIAと組んで反共活動に精を出した極右派」という視点からだけでは全く捉えられない部分が非常に多くあり、その追及は一筋縄ではいきません。
そして次期ローマ教皇の選定に関しては、故ヨハネ・パウロ2世を支えてきた彼らがどのように動くのか、が鍵を握っている、といえます。今回のコンクラーベの結果は次の時代の世界情勢に深く関わるものであるだけに、オプス・デイがどのような戦略の元に行動するのか、非常に注目されます。そこでこの教団に関して基本的な事実をまとめておかねばなりません。
バチカンとそこに巣食うオプス・デイのような巨大なカルト組織は決して単眼的にとらえられるものではありません。たとえ一見してどれほど矛盾があると思えることでも、既成概念(「歴史法則」や「歴史の常識」と考えられているものを含む)や思い込みにとらわれず、冷静に事実を見つめていく以外には追及の方法が無いと思います。