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イラク北部で奥克彦大使(当時45歳)と井ノ上正盛1等書記官(同30歳)が殺害されてから29日で丸1年になるのを前に、「奥・井ノ上イラク子ども基金」は28日、奥大使の母校早稲田大学で追悼フォーラムを開催した。
「奥・井ノ上氏の志 イラクの将来と日本の進路」をテーマに、外交評論家で元首相補佐官の岡本行夫氏やジャーナリストの筑紫哲也氏らが講演し、約300人が参加した。奥大使らとイラクで人道支援にあたった経験を持つ岡本氏は、バグダッドなどで撮影した奥大使の写真をスクリーンで紹介しながら「奥君は、医薬品が不足するイラクの医療に心を痛めていた。いつの日か、2人を記念する病院を現地に造りたい」と語った。
同基金は当初、イラク南部サマワで復興支援活動に当たった陸上自衛隊の佐藤正久1佐の講演を予定していたが、同大学が「現役自衛官を招くのは適切ではない」と要請したため急きょ出演が中止された。同基金代表発起人の清宮克幸・同大学ラグビー部監督は、冒頭あいさつで「奥さん、井ノ上さんをよく知る人として、2人が何を考えていたか、佐藤さんから貴重な話を聞こうと思った。大学側の都合で突然変更されてしまった」と参加者に謝罪した。【川辺康広】
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/america/news/20041129k0000m040078000c.html