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(回答先: 日本経済停滞は「不十分な金融緩和主因」…内閣府総研 [読売新聞]【「信用創造機能」不全が主因といったほうが的確】 投稿者 あっしら 日時 2004 年 12 月 24 日 02:47:30)
まだこんなことしか言えないのか。
日本の最大の不幸はまだこのような分析しかできない経済学者どもが中央にいるからだ。時は既にデフレは入ってから6から7年経とうというのに。日本経済の低迷の原因は、消費需要の減退、消費者の買い渋り、初期は、将来への不安から来る消費よりも貯蓄という日本人の性向がもたらした物。その結果現在では貯蓄の取り崩しするぐらいのデフレになっている。
1,のバブル崩壊による経済低迷これは一時の物で、ここまでデフレになる理由とは言えない。
2,生産性の低下:これな国内の需要不足から生じた意図的な生産力低下であり、今の外需に対する旺盛な生産力(中国の需要に応じた輸出)や、度重なる政府の構造改革や不要対策から行われた設備更新対する優遇政策からして、見当はずれな物だろう。
3,の不十分な財政支出、これも度重なる何度も行った特別財政によっても消費需要に火が付かず、景気の浮揚に失敗してきた。その所為で莫大な借金を背負うことになったのだ。
4,金融システムの不安:システムが揺れていた4,5年前であれば大きな原因と言えてであろうが、安定してからでも景気が浮揚していない。
5,不十分な金融緩和、今までずっと低金利で垂れ流しが続いているにもかかわらず何ら成果が上がっていない。金融緩和は全くデフレに効果がない。底の栓が抜けているデフレでは幾らお金を突っ込んだところで水かさは増えない。
デフレの原因は消費不足から来る需要減が、低価格競争に拍車を掛け、企業の売り上げ減を恒常的に招き、残業の減少、所得の低下を招き、それがさらにリストラへと進む悪循環がもたらした物だ。最悪の物は日本国内で投資して儲かる物がほとんどない事による物だ。投資乗数のマイナスが、流動性の罠を生み出した。投資のできない市場では金融緩和は無意味だ。とくに2,3,5,の原因は消費不足から起こった物にすぎない。
未だにこの程度のことしか言えないのではここしばらくまともなデフレ対策がでるとは思えない。デフレは単純な政策で回復する物だ。
はやく消費回復させる手を打て。消費税を安くしろ、間接税を引き下げろ、単なる所得減税は消費の回復にはマイナスだ。
これは日本人特有の気質による物だからだ。
バブル崩壊がデフレを招くようになった遠因は、この日本人の特質もあると思われる。
デフレでは所得が伸び無いのだから、どうやったら消費が伸びるか、それは政府や公共機関が行っている様々なサービスの価格を安くしその安くなった部分を民間の物を買わせるように持っていくことだ。それが民間の売り上げ増につながり、最終的にデフレから脱却できるだろう。例えば日本道路公団これなどもう少しうまくやれば公団自体も黒字にでき高速道路代金ももっと安くできるであろう。
また役人の数を減らすのも我々に提供されるサービス価格を安くする方法だろう。税金が安くなるからね。
内閣府経済社会総合研究所客員主任研究官で、大和総研チーフエコノミストの原田泰氏らが、〈1〉バブル崩壊による経済低迷〈2〉構造改革の遅れによる生産性低下〈3〉不十分な財政支出〈4〉金融システム不安〈5〉不十分な金融緩和――の5つの仮説を比較した。