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(回答先: ミャンマーの隠されたTSUNAMI被害【西荻からの便り_12月29日】モーケン族に一族全員絶滅の危機! 投稿者 エイドリアン 日時 2005 年 1 月 02 日 16:04:05)
★ モーケン族は、オーストロネシア系の言語を持ち、黒潮に乗って日本列島にやって来たモンゴロイドの源流の一つとして、日本人にも通じる伝承を持っていますが、陸上生活の後発民族に追われた結果、海洋民として、驚異的な水中視力を発達させました。
引用:第三章 脅威の眼を持つモーケン族_サイエンス・ミステリーDNAV
東南アジア・マレー半島の海に、驚くべき視力をもった少数民族がいます。
民族の名は『モーケン族』。
遥か昔から、カバンと呼ばれる『家船』で生活してきました。
彼らの視力は最高で9.8、ズームカメラで見ても判別出来ない対象物を言い当てます。
更に、水中での視力も並外れていました。
常人の8〜10倍の水中視力をもっていたのです。
人間の眼の構造を考えると、水中ではピントが合わないはず。
しかし、まるで空気中と同じように対象物をハッキリと捉え、海底のナマコや貝類を採ることが出来るのです。
今回、取材に同行した横浜市立大学医学部・水木信久教授によると、モーケン族の眼の構造は私たちとは全く異なり、水晶体の厚さを調節する力が常識をはるかに超えていると言います。
ではなぜ、彼らはこのような超人的な眼をもっているのか!
その謎を解き明かすため、モーケン族のDNAを探索します。
番組では、ニューヨーク州立ビンガムトン大学・分子人類学者ラム博士の協力を得て、
モーケン族のミトコンドリアDNAから、彼らのルーツを探り出すことに成功。
しかしそこから見えてきたのは、超人的な眼と深い関係にあった、モーケン族に秘められた悲しい歴史だったのです。
(前 略)
な、なんと言う羨ましい目を持っているのか!この特殊な能力はどうやらDNAの突然変異によってもたらされたようです。遺伝子を検査したところ、マレー半島に住むモーケン族のDNAの中のミトコンドリア(例のあの)は中国・雲南省に住むダイ族という山間民族と非常に近いということがわかったそうなのですが、仮説として、たぶん何かの出来事がありダイ族の一部が、マレー半島の海沿いに移動するようなことが起きたのではないか。そしてその移動した人達の中で、海の生活に適応するために遺伝子が突然変異を起こした者が現れ、その血を継承した者がモーケン族と呼ばれる民族になったのではないか?ということでした。
モーケン族は陸は死者の住む場所、危険で不吉な場所と考えているようで、一生のほとんどをカバンと呼ばれる家船の上で過ごすそうです。彼らは漁したものを、陸の商店に売り、金品を得て暮らしているとのこと。近代化や環境の変化に伴い陸に上がるモーケン族もいるそうですが、文字を持たない彼らは陸に上がっても男性は日雇い仕事、女性はトランプゲームに興じるといった生活になってしまうようで、テレビでは『海に戻りたい。』といって泣いている男性が映し出され、心が痛みました。
陸に上がらず古来からのモーケン族の生き方を守っている者たちも、アンダマン海の豊富な海洋資源を目当てにやってくる近代設備を搭載した船や、潜水具(これって、私達レジャーダイバーが使っているスクーバダイビング器材のことではないようです。潜水作業用の器材みたい。)を使用して潜るダイバーによって、根こそぎ採られてしまうといったことが起きていて、古来の素潜り漁で生活の糧を得るのが大変難しくなっているようでした。
モーケンが海中に潜る姿を見ていたらふとマーマンという言葉が浮かびました。人魚の男性版のことです。海中に潜っていくモーケンの身体には、なんというか・・・。全然力が入っていないように見える。すう〜って感じで潜っていくのです。しかも目は陸と同じように開いている。
(後 略)