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(回答先: こういうことは、考えっれませんか? 投稿者 ジャック・どんどん 日時 2005 年 1 月 03 日 07:49:55)
http://yuk.oops.jp/diary12.html
12月29日水曜日 津波後の「海の民」情報
お世話になっている「海の民」の数人に国際電話をかけてみた。
しかし、誰にもかからなかった。
今回の大津波で、海岸沿いに並ぶ木材やトタンでつくられた家は崩壊し、通信手段も奪われたのではないかと想像できる。
何も情報がつかめないそんな時、チュラロンコーン大学社会調査研究所で働いているナルモン先生からMAILが届いた。
彼女は、ビルマ国境近いスリン諸島を拠点に暮らしている、「海の民」モーケンについて研究してきている人物であり、1996年にハワイ大学で博士号を取得している。
そのスリン諸島のモーケン族に関するMAIL情報を、以下に簡単に報告する。
「2004年12月28日9時15分に入ってきた情報によると、スリン諸島のボンベイ村のモーケンは、津波に襲われる前に、村の背後にある丘へ上ったので、全員が無事であるという。
しかし、村は完全に崩壊し、持ち物もすべてなくなってしまった。
スリンのモーケン約100名は、国立公園のボートで本土まで移動し、現在、パンガー県クラブリ郡にあるパーサン寺にいる。
この寺には、スリンのモーケン以外にも、プラトーン島に住むモーケンや、家を失った村人も集まっている。
モーケンの数人は、ラノーン県ラオ島に住むモーケンの親戚の家へ移動した。」
アンダマン海周辺の気候や海に関する知識を、誰よりも身につけているモーケンは助かった。しかし、プーケット島、ピピ島、ランタ島、ジャム島、リペ島、アダン島などに暮らす、他の「海の民」に分類されるウラク・ラウォイッの安否が心配でならない。
付記: タイに限っていうと(おそらくタイ以外もそうだと思うけれど)、島の地形にもよるが、基本的には、ホテルなどの宿泊施設やビーチは、美しい夕焼けを望める西海岸に集中しがちである。このことが、被害をより大きなものとしている。
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さすがは「海の民」です。
他の「海の民」も、この調子なら大丈夫でしょう。