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(回答先: こういうことは、考えっれませんか? 投稿者 ジャック・どんどん 日時 2005 年 1 月 03 日 07:49:55)
今日、TV(確か報道ステーション)で船に乗った漁師が、「海上で船に乗っていた
時は、海も平穏で全く異変に気付かなかった。陸に上がって初めて被害を目の当たり
にして愕然とした」というようなことを言っていました。
その後の解説でも、津波では台風などの高波と違って、海上の様子は全くいつもどおり
で穏やかというのが普通だ(それゆえに、兆候を見逃しやすいということもあるでし
ょうが)と言っていました。映像の解説も、裁縫の「運針」を彷彿とさせる動きで、岸
に近づくにつれて「ぐおん」と盛り上がる(深いところから突き上げる)けれど、海の
上では波長も長いと見え、巻き込まれることは愚か、気付くことさえ難しいようでし
た。
北斎の版画のような形で沖合いで波が割れることも、まずないようです。
岸近くでダイビングをしていた日本人も、海の異変に気付いたり、すんでのところで
巻き込まれそうなったものの無事だったようですし、津波の時はむしろ、陸上にいる
者の方がずっと危険なようです。
したがって、海上生活者なら、むしろ安全なところにいたという可能性も高いと思い
ます(視力が良いために、陸地での引き波のような前兆や、被害の様子が見えたとい
う可能性もあるかもしれません)。