現在地 HOME > 掲示板 > 戦争57 > 1291.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
近く発表予定の略称『マルクスの大罪』に関して、特に「階級闘争」の概念に関する議論が錯綜しているので、簡略に、その基本的な問題点を示す。
「階級闘争」の概念は、「弱きを助け強きを挫く」と称して、自らの暴力を正当化するヤクザ、破落戸の論理の典型なのである。
私は、ソ連の崩壊を最新の論拠として、この点を、もっと際だたせる予定である。
労働者と資本家とは、遺伝子は、基本的に同じである。
労働者が権力を握ると、それ以前の「ブルジョワ」社会よりも酷い独裁社会になったのである。
実は、このような現象は、500年前に、ヨーロッパでは政治学の祖とされるマキアウエリによって、古代ギリシャどころか、古代エジプトの事例までを論拠にして、具体的に指摘されていた。
カール・マルクスは、イタリアの先人に学ばぬ怠け者だったのである。