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国民の無知が破滅を確実にする。 既に国家の崩壊は秒読み段階に入っている。
http://www.asyura2.com/0406/dispute19/msg/518.html
投稿者 考察者K 日時 2004 年 10 月 10 日 01:18:19:JjkI8nWTpj0po
 

 Kは繰り返し訴えているのだが「日本は悪循環に陥っています。」
http://www.asyura2.com/0406/senkyo5/msg/899.html
は余り読んでくれた人がいないようですが、一応現在の日本の問題点をまとめたつもりです。

 米国の経常赤字も増大しています。もし米国に何かあった時には、「米国国債」を大量購入している日本も一辺に終わるでしょう。たけど、Kの予想では「米国より前に日本は国家破産するはず」だと思っています。

 足銀の内情がラジオでやってまして、「破綻してからも経営陣は全く変化がなかった」そうです。どうも日本人は「自分が実際に煮え湯を飲まない」と危機意識を実感しないのかもしれません。

 コンピューターウィルスの拡大についても真剣に考えている人は少ないようですし、様々な問題にも一部の人が騒いでいるだけのようです。

 「おれおれ詐欺」などという行為は常識では起こりえません。それが、巧妙化して益々増え続けている事実は「日本人の危機意識の欠如」の証明以外の何ものでもないでしょう。

 多分ですが、「国連常任理事国入り!」など求めているほど事態は安定していません。
海外援助していられるほど日本は余裕ではないはずです。日本人総中流意識・総白痴化現象はかなり深刻だと思われます。

 しかも、国が進めている構造改革は実効のないものばかりです。特殊法人改革は看板のかけ直しに終わり、年金改革は失敗し、更に訳の分からない郵政民営化です。ハッキリ言って政府に人材がいないのでしょう。

 多分ですが、自由資本主義は限界に来ているのです。
個人の自由を尊重すれば「我が儘」がはびこり社会秩序は崩壊していくのです。
全てはバブルなのです。無限に増大できる経済活動はありえないのです。
どこかで「権力が介入して自由に振れすぎた体制を公平に振り直さなければなりません」
そうでなければ、年金制度も何もかも破綻するしかありません。

 これからの労働者は65歳以上にならなければ年金はもらえません。企業に65歳までの雇用義務が求められますが、失業率の改善がなければ「厳しくて勤まらないか」「若手との競争に敗れて失業」です。

 60歳〜65歳まで無収入で暮らすとすれば1食700円として1日2100円、一ヶ月63000円、年間756000円が食費のみで掛かります。実際にはこれ以外に家賃や光熱費も必要でしょうから、約500万円くらい年金もらえるまで必要でしょう。
 これは年金受給後でも「独身者で国民年金だけの人は生活が成り立たない事」を示しています。国民年金は今年の満額で794500円です。食費でギリギリです。不払い期間があれば既にアウトでしょう。では、食費はどこまで縮小可能か?自由気ままに結婚もせずにすごしてきた独身者には縮小は厳しいでしょう。しかも、これは、年金受給まで生き残った場合の話です。多分はそこまで生き残れません。後はのたれ死にしかありません

 外国追従の「自由競争原理導入」による「合理的社会=小さな政府」は最高に巧くいったならば多くの人に上記の未来を約束してくれます。
 だけど、その前に破綻するというのがKの予想です。

 「自己責任」「経済の自由化」は行き過ぎた場合は危険なのです。
社会主義の良いところを活かしてバランスを取らねば全ては行き詰まる気がします。


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