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(回答先: 「南京虐殺」と真実の検証 投稿者 baka 日時 2004 年 8 月 07 日 15:04:19)
南京虐殺問題は前に行った事があります。
結論的には「ある程度の犯罪行為があった事は否定はできない」が「数字的にはかなりあやしい」という事です。
おそらく今後においても正確な数字(被害者数)は永久に不明でしょう。
その上で重要なのは
@ 南京の虐殺行為が(他の同様の状況下に比べて)常識を外れているものだったかどうか?
A それが組織的犯罪であったか
B 再度同様な悲劇が繰り返されない方法論
だと思います。
@AについてはKの考えでは
「並はずれて常識を外れた虐殺行為と断言できる程の行為では無く、戦争という異常な状況下においては起こりうる行為であり、そこに組織的な関与は薄く、それは個人の品性から起こった犯罪であった」
と見ています。
ここで問題なのは「犯罪は仲間に伝染する。」という事です。言い換えると「人間の中には一定比率の欲望を制御出来ない人がいる」という人間の弱さと「悪の意識を持つ行為を行う時は(秘密保持のため)仲間を誘い、最終的には『赤信号みんなで渡れば怖くない』的な行為に達する」という事です。
Bにおいては戦争行為こそ全ての悲劇の根元であった。ので戦争に繋がる行動は避けるしかないと考えています。
この南京虐殺の側面には中国側が行ったとされる「焦土作戦」と日本が行ったとされる「三光政策」のどちらが本当かという事もありますが、これは「焦土作戦」の方が正しいようです。
ただし、日本軍が「幕府山事件」などにおいて相当数の民間人を含む処刑を行ったのも多分は事実です。
いずれにしても、戦争は悲劇と言う教訓にして今後は同様な悲劇を起こさないようにするしか無いでしょう。
真実の検証は「数的な問題」では無く「そこに至った経緯」という視点から行うべきだと思います。