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(回答先: Re: 「南京虐殺」と真実の検証は前に行ったので・・・ 投稿者 baka 日時 2004 年 8 月 08 日 16:13:47)
Kが考察した経過は下記を参照して下さい。
http://nazono-k.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/patio.cgi?mode=view&no=19
この事件は裁判的には決着が付いています。
後の考察は多分にイデオロギー的なものになってしまいます。
双方には互いに言い分があるのですが、どうも中立性を守りにくいテーマです。
【1万4000人全員が殺害されたのか、半数が殺害されたかという違いは、何故半数が殺害されなかったのか、という点や、1万4000人であろうと7000人であろうと、1日で殺害するのは異常である、という点で、数字にも意味があると思います。】
というのは「南京大虐殺」のどのあたりの事を指しているのか疑問ですが、幕府山事件の事だとすると「ほとんどが殺されている」とKは見てます。
ただ、これはあくまで捕虜の処置に困ったからの悲劇で「人数」の問題では無く「日本軍が捕虜を虐殺」した事が重要だとKは見てます。
当時の山田支隊の隊員の日記などを考察すると「虐殺はあった」としか結論できないでしょう。後は火事(本当にあったのか不明)などで逃げられた人がいたかの問題でしかありません。
ともかく、当時山田支隊が捕虜1万余りの処置に困っていた事と、そこから解放されて生き残ったと言う証言者はほとんどいないのは、過去の研究者の研究からある程度間違いありませんし
榊原参謀の「後方移送命令」が手遅れだったというのも事実でしょう。
当時の埋葬記録では処理が追いつかなかったと言うモノもあります。
祟善堂の死体処理はかなりあやしいですが、紅卍会だけでも相当な数が記録されてます。
ただ、これらは、どこまでを「戦敵に対する行為」とみるか、どこからを「民衆の虐殺とするか」の問題なのです。便衣兵が行った犯罪もあったでしょうし、焦土作戦が日本が行った蛮行とされている部分も多いでしょうが、それでも、虐殺は行われている事だけは事実だとKは見ています。
便衣兵に間違えられて殺された人を虐殺と見るか?
便衣兵を殲滅せよとの命令を下したらそれは「虐殺の組織犯罪」か?
なお、幕府山事件は捕虜の後送命令の行き違いによる悲劇とKは見ています。
Kとすると当時はまだ「皇軍」の誇りを持ってる兵士が多く、ある程度の規律は保たれていたと思っています。しかし、欲望に負けた兵士も多かったのです。上層部も次なる戦闘に備えて見て見ぬふりをしました。
どこにでも、我が儘と自分勝手な暴力人間は存在します。実数は永遠に不明ですがそれでも虐殺は万単位になるではないかと思いますが、この数に意味があるかは問題です。
純粋な戦闘行為による死者と捕虜の殺害、更に中国兵によってなされた残虐行為などを周辺地域も含めたモノが今日の「南京大虐殺」の認識ですが、それでも30万人は大袈裟というのが妥当でしょう。