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米軍、サドル師立てこもる町を包囲 民兵は抗戦の構え
朝日新聞 4月6日
http://www.asahi.com/international/update/0406/010.html
アラビア語衛星テレビ、アルジャジーラによると、イラクの駐留米軍は5日夜、イスラム教シーア派強硬派指導者ムクタダ・サドル師が立てこもっているとみられる中部のクーファに進軍し、包囲する形をとった。サドル師側は数百人の民兵で町を固め、抗戦の構えを見せている。南部バスラでは5日夜、知事公舎を占拠していたサドル派の民兵と英軍の間で銃撃戦があった模様で、死傷者が出た。占領軍とシーア派民兵との衝突はさらに拡大しそうだ。
クーファでは、サドル師の民兵が警察署や主要道路を押さえている。アルジャジーラは5日夜、市内で爆発音が聞こえたとしている。AP通信によると、サドル師支持の若手宗教者が「我々は米軍が町に入ってくることは許さない。サドル師のために命を投げ出す覚悟だ」と語ったという。
米英暫定占領当局(CPA)は、1年前に起こった宗教指導者殺害事件に関連して、イラク当局がサドル師に逮捕状を出していることを明らかにした。駐留米軍報道担当のキミット准将は「サドル師が平和的に投降するかどうか、状況は同師の判断にかかっている」と語った。
統治評議会メンバーのバハル・ウルーム師は5日、部族の族長らの代表をクーファに送ったが、サドル師は面会を拒否したという。
一方、米軍が4日から包囲していたバグダッド西部のファルージャでは5日夕、市内に向けて米軍による激しい砲撃が始まったと、アルジャジーラが報じた。米軍は3方向から攻撃をしていると言う。
(04/06 13:56)