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(回答先: 【憶測】 再選されたばかりの陳水扁氏は近いうちに総統を辞任!?:陳氏陣営の捏造と思われる「陳水扁総統銃撃事件」 投稿者 あっしら 日時 2004 年 3 月 21 日 03:05:09)
「多くの受け入れがたい作為が連続した」。敗北した連戦(リエン・チャン)国民党主席は20日夜、支持者を前に目を潤ませ、陳総統らへの銃撃事件の真相解明と選挙の無効を訴えた。
一方、陳総統の勝利宣言には時折厳しい表情も交じった。「思いやり、愛と包容力でともに新しい台湾をつくろう」。台湾全土を二分する激戦は終わりにしようという呼びかけだった。
わずか3万票足らずの差だった。陳政権は、選挙無効の法廷闘争という新たな問題も抱えながら2期目をスタートさせることになる。立法院(国会)でも少数与党の立場は変わらない。当面は慎重な政権運営を余儀なくされるのは間違いない。
2期目の政権基盤の確立には、与党の民主進歩党と台湾団結連盟が12月の立法院選挙で過半数を確保することが求められる。それが実現すれば、陳総統が公約した06年の新憲法制定へ向けた住民投票の動きも進められる。
しかし、新憲法制定などに動けば、台湾はさらに政治的には中国から離れることになる。再選の選挙戦術として住民投票を行ったことでは日米などの反発も招いた。台湾自立への道を本当に探るためには、国際社会の理解が必要だ。
新憲法制定には特に米国の理解が欠かせないため、米国からの武器購入を加速させるなどして対米配慮を強める現実外交の道を探るとみられる。やや表面的に流れる嫌いのある、これまでの双方の議員外交をより実務的な関係にすることが課題になる。
対日関係では、これまで民進党と民主党との議員交流が目立った。住民投票問題では日本政府が台湾に慎重な対応を求めて一時的に関係がこじれたが、交流のパイプの拡大と実務重視へのシフトによって、関係の再構築に乗り出すだろう。
一方、敗れた連戦氏は12月の立法院選での国民党の生き残りに再起の望みをかけるが、党内からは退陣を求める声が出ることは避けられない。宋楚瑜(ソン・チューユイ)主席の親民党と組んだことへの責任論も噴出するのは確実だ。
その場合、世代交代と野党側の政界再編が進むことになる。ポスト連戦の有力者としては、人気政治家の馬英九(マー・インチウ)台北市長や南部出身の王金平・立法院長(国会議長)らが浮上するとみられる。 (03/21 00:41)
http://www.asahi.com/international/update/0321/002.html