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小6同級生殺害:精神専門家に「簡易鑑定」依頼 付添人
毎日新聞6月11日
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20040611k0000m040148000c.html
長崎県佐世保市の小6同級生殺害事件で、観護措置中の女児(11)の付添人弁護士が精神医学の専門家に、女児や関係者の調書などを分析した意見書の作成を依頼していたことが分かった。事実上の「簡易鑑定」といえるもので、付添人は11日、長崎家裁佐世保支部に精神鑑定を申請した後、この意見書も提出する見通し。付添人側が独自にこうした鑑定を依頼するのは、極めて異例だ。
付添人は女児の心理を慎重に分析するため、専門家に協力を依頼。女児や関係者の調書、新聞記事など関係書類を基に意見書を作成してもらい、その結果を基に精神鑑定の必要性を検討することにしていた。この作業には1週間から10日かかる予定だった。
しかし、非公式の打ち合わせで、家裁側が付添人の申請がなくても精神鑑定を実施する方針であることが判明。少年審判も早期に開かれるため、付添人は、意見書の完成を待っていては審判に間に合わないと判断し、精神鑑定の申請を先行させることにした。専門家の意見書が出来上がり次第、内容を検討して裁判所に提出する方針とみられる。正式な精神鑑定には数カ月かかるが、それ以前に参考となる専門家の見解が出ることになる。
付添人は今月3日、長崎少年鑑別所で初めて女児に面会した際「コミュニケーションに問題はなく、精神鑑定の必要はない」としていた。しかしその後、女児が同じクラスの中学生が最後の1人になるまで殺し合う小説「バトル・ロワイアル」に傾倒していたことや、残虐な手口が次々と判明。面会時の冷静沈着な様子と事件の異常さのギャップが余りに大きいとして、付添人も精神鑑定を申請することを決めていた。
毎日新聞 2004年6月11日 3時00分