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(回答先: 三菱長崎、建造中の国内最大カーフェリー火災 [読売新聞] 投稿者 辺土名ニーチェ太郎@貴族道徳 日時 2004 年 5 月 09 日 17:30:27)
参照:豪華客船が試運転 火災後復旧のプリンセス号【共同通信】姉妹船と名前を交換し、5月末に海運会社P&Oに引き渡し。
9日午後3時25分、長崎市飽の浦町の三菱重工業長崎造船所から同市消防局に、同造船所立神第2ドックで建造中のカーフェリー「はまなす」(1万7000総トン)で火災が発生したとの119番通報があった。
市消防局が消火にあたり、同5時16分、鎮圧された。下請け会社の男性作業員(53)が両手にやけどを負い、市内の病院に搬送された。
長崎県警稲佐署の調べによると、船中央部のやや後方にある発電機室のタービンから油が漏れて飛散、補助発電機に付着し、この油が補助発電機の熱で発火したらしい。
同船は「新日本海フェリー」(大阪市)から受注。全長224・5メートル、旅客定員820人、トラック158台、乗用車66台を収容できる国内最大のカーフェリーで、航海速力も国内最速となる31・5ノット(時速56・5キロ)。
同時に建造していた同型船「あかしあ」とともにすでに進水式を終えており、数日前から長崎港外に出て試運転を行っていた。この日は帰港して、ドック入りし、ドックのゲートを閉めて水を抜く作業を行っていたという。
6月下旬に同社に引き渡され、京都府・舞鶴―北海道・小樽間に就航する予定だった。
同造船所では2002年10月、数百メートル北の向島岸壁で建造中の世界最大級客船「ダイヤモンド・プリンセス」(11万3000トン)で火災が発生し、船体の6―7割の約5万平方メートルを焼損。溶接作業で注意義務を怠り、階上の木製家具から出火させたとして、作業員1人が業務上失火罪に問われ、今年3月24日、長崎地裁で禁固1年6月、執行猶予3年の判決を受けたばかり。
また、長崎地方海難審判庁は昨年9月30日の裁決言い渡しで「火気作業要領について、指導や教育、監督が不十分で、順守されなかったことが原因」と指摘。同造船所や造船部門の主幹技師らの過失を認めたが、「すでに有効な再発防止策が取られている」として改善勧告はしなかった。
焼けた船は英国の発注元と修復することで合意したが、引き渡しが遅れ、同時発注した同型船を今年2月、先に「ダイヤモンド・プリンセス」として引き渡した。
[5月9日18時28分更新]