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(回答先: 真の世界社会の到来を期待できるのは、我々が東洋からとりわけ中国から学ぶことができるようになった時だけ:レオ・シュトラウス 投稿者 小魚骨 日時 2004 年 5 月 29 日 16:44:46)
小魚骨さん、本のご紹介とピックアップ有り難うございます。
本がまだ手に入らないのですが気になる事を質問させてください。
>真の世界社会の到来を期待できるのは、我々が東洋からとりわけ中国から学ぶことができるようになった時だけ
>:レオ・シュトラウス
これは非常に胡散臭く,錯覚を期待した嘘のようにも読めますがいかがなのでしょうか。読み換えます。
真の世界社会の強権的促進が期待できるのは、“我々”が東洋を我々の枠内で、とりわけ(―もとより自然に対する
近代的分離の志向を内蔵し、中央集権的官僚機構による支配が既に完備している―)中国を、友人と称えつつ、
われわれの枠内に解釈し制約した“東洋”を支配運用してみせる時である。
>西洋自身の最深の根底を自らのうちに回復させなければならない。西洋合理主義以前に遡り、ある意味では西洋と
>東洋の分離以前に遡る最深の根底を回復させなければならない。
まともそうな事を言っていると思うのですが、彼らのアルファベット基盤の文字と言語による認識体系を使った探求で、
そこに到りうると言っているのでしょうか。
>東洋の分離以前に遡る最深の根底を回復させ
ご紹介下さった本の中で、著者は「それ=根底」は何であり、「どのように」回復させられるのかを書いているのでしょうか。
宜しければ教えてください。
(前問は解釈の問題であり、どうにでもなってしまいそうなのですが、小魚骨さんのご感想を伺うものです。後問は、
該当する部分が、事実として著者によって書かれているのかどうかという事になります)