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(回答先: 医療の話で続けていいのかな。「地域性重視の企業(開業)」、まだ、はずしてない、、ですね。 投稿者 memento mori 日時 2004 年 6 月 22 日 18:42:19)
◎これです。
健康保険法を改革するとどのような、病院ができるのか?という点です。
マッ病院のサービスが向上するなら、べつに保険が民営化しようが病院が民営化しようがかまいませんが。
消費者とおおく接していると、どうしても気になりますので。
「人生五十年時代に作られた健康保険法はもはや時代遅れ。私が厚生大臣だったら、まず法律をバッサリやるね」――十二日の第二次臨時行政調査会(土光敏夫会長)の会合で、医療費問題を中心に意見を述べた。
この中で、現在の医療行政や診療内容の官僚統制を厳しく批判するとともに(1)各種医療保険の民営移管(2)新しい医療保険方式の導入――などを実施すべきだと相変わらずの強い調子で訴えた。
この日の会合は、臨調第二部会(部会長、山下勇三井造船会長)が医療行政のあり方を検討するため、開かれた。
ところが武見氏は「社会保障の将来」「医療費の問題」と題する二つのレポートを持参し、これからの医療のあるべき姿について持論を展開、さながら独演会となってしまった。
武見氏はまず三K赤字のうち国鉄と健保にメスを入れ「国鉄は五十年前には国の動脈的使命を果たしたが、古典的運営に終始し、未来への対応を忘れた。一方、健保も生活水準が低く医療の普及が不十分だった封建社会では存在意義があったものの、医療の革新への対応を欠いている」と一刀両断。
そのうえで(1)健康保険法、医療関係法は全面改正すべきだ(2)各種医療保険の乱立を是正するため、地域保険、産業保険、老人保険への統合を図るとともに、生活保護を除き完全民営移管とする――などの“処方せん”を示した。さらに財政的な見地ではなく生物学的な配慮を踏まえた新しい保険方式として「バイオインシュアランス方式」を導入する必要があると強調した。
これらの提言は、武見氏がこれまでに言い続けてきた持論で、厚生省に対して「診療基準を決めるから、逆に悪徳医が出てくる」など批判を浴びせたほか、「権力行政の横行」「官僚統制全面排除」といった言葉がポンポン飛び出した。“けんか太郎”健在を思わせる熱弁に、臨調側もただ聞き入るばかり。
ただ臨調側が「あなたが厚生大臣だとしたら、何からやりますか」と水を向けると、「まず関係法律をバッサリやるね」。「外国には先生の意向に沿ったところがありますか」との質問には、英国、西独、スウェーデン、米国の例などを片っ端からヤリ玉にあげたうえで「どの国にもない」とキッパリ言い切っていた。