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(回答先: ジェンダー、共同体、自由主義 >律さんへ 投稿者 バルタン星人 日時 2004 年 7 月 04 日 12:33:55)
バルタン星人さん、今晩は。
いつも、奥深い知識に支えられたご投稿に敬服しております。
今回は、少し、質問があります。
> アメリカには本物の「知識人」はいるけど、スーザン・ソンタグを知っている人間なんか一握りしかいません。
スーザン・ソンタグは、「ユーゴ空爆」を支持しました。
ベルリンの壁崩壊後のバルカン半島に、スラブ系の国家を分断して拠点を築きたかった欧米が、民族対立を煽るべくスナイパーを雇って仕掛けた戦争である上に、劣化ウラン弾の大量投与という点も考慮すれば、「ユーゴ空爆」への支持は理解できません。
また彼女は、9.11に際して「これはパール・ハーバーとはちがうのだ。」と言っています。
しかし、ロバート・スティネットによれば 、パール・ハーバーも、「欧米が日本をWWUに引きずり込むための開戦促進の仕掛け」にうまく乗せられたように見えます。
バルタン星人さんの引用では、アメリカにいるという本物の「知識人」は、スーザン・ソンタグ以下と看做されているようですが、スーザン・ソンタグの言説にも、首をかしげたくなるものが多々あります。
> (その中の一人がヘンリー・キッシンジャーですが)
キッシンジャーは大変な「知識人」ですが、彼が「スーザン・ソンタグを知っている」という文脈の意味が、よく掴めません。
私の理解では、「スーザン・ソンタグが表面的なモラリストとしての反応しかしない、ということをキッシンジャーが知っているために、安心してNWOの促進に邁進している。」という意味かと思ったのですが・・・
それとも単に、同じユダヤ系として、キッシンジャーがスーザン・ソンタグの人となりをよく知っているという意味でしょうか?
上記に引用させて頂いた文脈で、バルタン星人さんの仰りたいことを、ご説明頂ければ幸いです。