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(回答先: 「迷惑」の実態とは(戦争板より移転) 投稿者 小阪修平 日時 2004 年 4 月 20 日 17:16:36)
外地生活をしていた頃、何でこんな日本人が来ているんだろうとか おいおいそんな事やるなら一人でやってくれよといった場面は日常茶飯事でした。
今度のGWも少々の景気回復位で過去最高の海外旅行者数とか。この時勢ノーテンキな国民を抱え政府関係者の心中察し申し上げます。
この人は日本国民であることを日本政府は保証しますので、通行・滞在に最大の便宜をお願いしたいという通行手形(パスポート)を片手に全ての旅行者が、日本国主権の及ばない外地に出向く。しかも多くが国内旅行の延長気分、恐ろしいことだ。
外地公館、外地企業はリスクマネジメントを策定し、各自が自己責任でいかに危険から身を守るか腐心しているというのに。通勤ルートを毎日変えよ・危険なところには行くな・日本人だと目立つ行動するな 等々が 危険が予想される国では常識的な決まりだ。
日本国民は、犯罪者以外 全て平等にパスポート発行を受け、海外旅行する権利が与えられている。つまり海外旅行を立案した時点で、目的地の情勢を確認するなり、聞くなり、海外保険をかけたりして 全て自己責任で行く必要がある。
事故が起きたからといって、政府のガイドが悪いとか・現地公館の対応が悪いとか・責任があるとか一方的に言うべきではない。考えてみよ、現地に来る日本人はピンからキリまで、それら全ての行状からくる責任を一手に引き受けられるものか。それを言うなら、政府側にもパスポート発行時点で不適正日本人を除外するという選択権を与えなければフェアでないという事になる。
不幸にして事故が起きた場合は、政府・在外公館は(閣僚用語でいう)粛々と解決に最大限の努力をしなくてはならない。
海外旅行者は日本国主権の及ばない国に行くのであり、事故が起きれば日本での常識は通用しないという確固たる自覚がまず最初に求められるのだ。
遅ればせながら、外務省も最大危険地域指定である退避勧告の表現自体を変えようとしている。勧告ではその程度かと たかを括る輩が出るのは当然で政府は一切責任をとらないという添え書きは必要だ。なにか事故が、問題が起きなければ腰をあげないその公務員体質も一方で非難されるべきだ。