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(回答先: 漢民族vsチベット族・ウィグル族の対立を国際資本がバックアップして共産化 > 中国の「国粋派」はいないんですかね 投稿者 処方箋 日時 2004 年 5 月 13 日 01:13:57)
処方箋さん、貴重な情報ありがとうございます。
このように早い反応が、しかも当事者の方から間接的にもあるというのは嬉しいことです。
新疆ウイグル自治区というのは、想像以上に資源の宝庫ということを認識させていただきました。
原油や天然ガスだけではなく、鉱物資源にも恵まれているということで、このような地域に住む民族は必ず悲劇の歴史を歩まされるという「お約束」に暗澹としてしまいます。
ある意味で、日本は「資源が無い」ので助かっているのかもしれません。
また、中国のこの地域にはイスラム教ともいるので、これを中国政府やアメリカが「テロとの戦い」に利用しようとしているという話もよく聞きます。
『▼ 数年前に、NHK取材班が、漢人に追い立てられ、熱砂のタクラマカンと雪のヒンズークシを越え、アフガニスタンに辿り着いた、残り僅かなウィグル族が、アフガン戦争に巻き込まれ、カブールの瓦礫の中、一人生き残って尚、乞食をせずに土で焼き物を作って商売する姿を取材しました。
NHKの番組では、次回以降の予告に、中国側に入って新疆のウィグル族の取材が含まれていました。
しかし、このNHKクルーは、モンゴルでの取材を終え、新疆を目指した飛行機の墜落で、番組ディレクターやカメラマン、現地スタッフを失いました。
私は、この墜落を、ただの事故とは思っていません。』
この事故は覚えていますが、このような背景があったとは気が付きませんでした。たしか事後調査もうやむやだったと記憶しています。
私の近所にもウィグル地区出身の方が住んでいますが、顔つきなどどちらかというとアーリア系ではあるものの感覚は漢民族より日本人に近いように思います。意外に中国の少数民族で日本に来ている方々というのは多いということでしょうか。
しかし、このような資源の発見は衛星探査技術などが大いに貢献していると思いますが、あのような高地になぜ原油があるのかというのも気になります。あのあたりが、かつて海だったというのは、インド亜大陸がユーラシアと合体する以前の名残ということになるのでしょうか。
マイナーな説には、そもそも原油というのはモルタルのように「化石」ではなく、地球が活動している限り発生する「汗」のようなものというものもあります。
デビッド・アイクなどによれば、石油メジャーはこのことを知っているにも関わらず、「化石燃料」として埋蔵量の人為的操作を繰り返し「欠乏感」を煽っていると言っています。
ともあれ、中国ではこれに類似する歪みが相当に鬱積しているでしょうから、ネットを通して情報が拡がっていくことを期待します。勿論、これが北京の最も警戒していることでもあるでしょうが。