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川口外相が特別講義、「日米」「国際協調」両立説く
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20040117ia25.htm
同志社大学の特殊講義「大使講座」の特別フォーラム「日本外交を語る」(主催=同志社大、読売新聞社、後援=外務省、文部科学省)が17日、京都市の同大で開かれた。講師の川口外相は、日本外交にとって、日米同盟と国際協調を両立させることが重要だとの考えを強調した。
外相は大学生ら約600人に対する講義で、日米同盟について、「互いに頼れるパートナーとして切磋(せつさ)琢磨(たくま)しなければならない」と指摘した。そのうえで、「米国だけで世界の問題を解決するのは不可能だ。国際社会が、米国を含む形で取り組めば 大きな成果が期待できる」と語った。
さらに、「日本が静かな働きかけで米国に影響を与えるのが、日米同盟のあり方だ」と述べ、具体例として、イラク戦争前や復興支援での国連安全保障理事会決議の採択を米国に求めたことを挙げた。
自衛隊のイラク派遣については、「自らを守ることができる自己完結型の組織で支援できる。イラクを破たん国家にしてテロリストの安住の国にすれば、中東だけでなく、日本も不安定化する」と理解を求めた。
◆劣化ウラン弾「健康に害ない」◆
川口外相は17日の特別フォーラムでの質疑応答で、イラク戦争で米軍が使用した劣化ウラン弾の影響について、「世界保健機関(WHO)が(米軍などの空爆があった)コソボで調べた研究では、健康に(害を)及ぼすものではないというのが結論だ。国際的には、危険があるとは判断されていない」と述べた。ただ、「政府としては今後、引き続き注目していく」とも語った。
陸上自衛隊は、劣化ウラン弾による被ばくを避けるため、イラクに派遣する部隊に小型の放射線測定器などを携行させる方針だ。
(2004/1/17/23:06 読売新聞 無断転載禁止)