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(回答先: ３月中に日朝本格交渉 拉致問題進展へ政府方針 ［共同通信］【決着は近そうだ：６カ国協議と併行で二国間交渉も】 投稿者 あっしら 日時 2004 年 2 月 16 日 00:50:11)
首相、日朝協議の報告受ける ［読売新聞］
小泉首相は１５日午後、都内のホテルで外務省の田中均外務審議官、藪中三十二（みとじ）アジア大洋州局長と会い、平壌で行われた日朝政府間協議について報告を受けた。
首相は、北朝鮮の核問題をめぐり２５日から北京で開かれる次回６か国協議などあらゆる機会をとらえて拉致問題を取り上げ、解決に全力を挙げる方針を指示した。
首相への報告には、福田官房長官も同席した。田中氏らは、＜１＞日本人拉致被害者５人の家族の帰国・来日問題などをめぐる議論は平行線に終わった＜２＞政府間協議は継続することを確認した――ことを説明した。
首相は、「拉致、核の問題も含め、北朝鮮との関係にかかわる問題は極めて重要な案件なのでしっかり取り組み、できるだけ早く成果を上げるようにしてほしい」と指示した。
会談後、首相は記者団に対し、今後の交渉について「なかなか容易ではない」と語った。
これに先立ち、福田官房長官は１５日午前、記者団に対し、「お互いの考え方を述べ合ったことは大変意味のあることだ」と評価したうえで、「問題はこれからで、なるべく早く成果を上げるよう双方努力すべきだ。北朝鮮の出方をよく見極めながら対応していきたい」と述べた。
(2004/2/15/20:31 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20040215it12.htm
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首相、日朝交渉報告受け「早く成果を」 圧力強化の声も ［朝日新聞］
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小泉首相は１５日、東京都内で外務省の田中均外務審議官と薮中三十二アジア大洋州局長に会い、１３日まで平壌で開かれた日朝政府間交渉の報告を受けた。首相は今後も拉致と核開発の問題への取り組みを強め、「できるだけ早く成果を上げるように」と指示した。また今回の交渉で具体的な成果がなかったことを受けて、与野党から北朝鮮への圧力強化の検討を求める意見が出始めた。
首相は約１時間にわたって報告を受けた。同席した福田官房長官によると、首相は「拉致、核の問題を含めて北朝鮮との関係にかかわる問題は極めて重要な案件。しっかり取り組むように。そして、できるだけ早く成果を上げるように」と述べた。首相は報告終了後、「なかなか容易じゃないね」と記者団に語った。
福田長官は「今まで拉致も核もまともに対話ができない状況があった。今回は真正面から話をした。大変意義のあることだったと思う」と記者団に語った。２５日から北京で開かれる核問題に関する６者協議でも拉致問題を取り上げる方針を示した。
自民党の安倍晋三幹事長も１５日、フジテレビの報道番組で「政府間の交渉を、彼ら（北朝鮮側）が継続を希望したのは意味があった」と交渉を評価。一方で万景峰（マンギョンボン）号など北朝鮮船舶を念頭に置いた特定船舶入港禁止法案（仮称）について「作った方がいい。日本もそういうことが出来ますよというのは必要だし、極めて効果が高い」と積極的な姿勢を示した。
一方、民主党の菅代表は１５日、和歌山県高野町で記者団の質問に答え、日本独自の判断で北朝鮮への送金停止が可能になった改正外為法の発動について「日朝政府間交渉の内容がわかった段階、または６カ国協議が終わった段階で判断が必要になる」との考えを表明。入港禁止法案についても「法的整備はなかなか難しい面もあるが、議論としては検討の余地がある」と述べた。また田中氏らに国会で説明を求める考えを示した。
外務省の説明によると、今回の交渉で日本側は、姜錫柱（カン・ソクジュ）第１外務次官に「拉致問題を含む懸案を解決したうえで、国交正常化を実現しよう」との金正日（キム・ジョンイル）総書記あての小泉首相のメッセージを口頭で伝えた。
拉致被害者家族８人の帰国について、姜次官は「約束を破ったのは日本で、まず被害者を平壌に戻すべきだ。その後は（家族）本人たちが日本に行きたいと希望すれば行けばよい」と述べ、「出迎え案」に言及。日本側は「８人が無条件で帰国し、日本に永住するかどうかの意思を確認することが必要だ」と求め、平行線に終わった。
北朝鮮側が「死亡」または「入国の事実がない」としている１０人については、日本側が「きちんとした真相究明が必要だ」として、日朝合同の調査委員会の設置を提起。しかし、北朝鮮側は「この問題は既に解決済みだ」と譲らなかった。
核問題では、北朝鮮側は核凍結と引き換えにエネルギー支援などを求める提案に「米国などがどう対応するかが重要だ」と主張。濃縮ウラン開発については「やっていない」と否定した。
双方は政府間交渉の継続で一致したが、北朝鮮は６者協議の際の２国間協議には応じる姿勢は示さず、次回の協議日程は決まっていない。
(02/15 20:25)
http://www.asahi.com/politics/update/0215/005.html
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拉致問題：小泉首相が田中外務審議官らに早期解決を指示 ［毎日新聞］
小泉純一郎首相は１５日、東京都内のホテルで、北朝鮮を訪問した外務省の田中均外務審議官、薮中三十二アジア大洋州局長から日本人拉致問題に関する交渉経過の報告を受けた。首相は「拉致、核の問題は極めて重要だ。できるだけ早く成果を上げてほしい」と早期解決を指示した。２５日から始まる北朝鮮の核問題を巡る６カ国協議で拉致問題を提起する方針を確認した。首相は報告を受けた後、「なかなか容易じゃないですね」と記者団に語った。
これに先立ち報告を受けた福田康夫官房長官は記者団に「今までは拉致の問題も核の問題もまともに対話ができない状況があったが、今回は真正面から話をした」と交渉を評価。６カ国協議での対応については「拉致問題は国際社会でも大きな問題として認められている。しっかり協議したい」と強調した。
外務省は１６日、拉致被害者家族会との会合を開き、交渉結果を説明する。【川上克己】
［毎日新聞２月１５日］ ( 2004-02-15-22:36 )
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20040216k0000m010052005c.html
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首相「早く成果を挙げてほしい」 田中審議官ら日朝協議報告 ［産経新聞］
小泉首相に北朝鮮との政府間協議の報告を終え、引き揚げる田中均外務審議官＝１５日午後、東京都千代田区のホテル
小泉純一郎首相は１５日午後、都内のホテルで外務省の田中均外務審議官、薮中三十二アジア大洋州局長と会い、平壌で行った拉致問題などに関する北朝鮮との政府間協議の内容について報告を受けた。
首相は「拉致、核問題も含め、北朝鮮との関係にかかわる問題は極めて重要な案件なのでしっかり取り組むように。できるだけ早く成果を挙げてほしい」と指示した。
首相は被害者家族の帰国問題など平行線に終わった今回の協議における北朝鮮側の主張を詳しく分析した上で、２５日から始まる核問題の６カ国協議の場で拉致問題を取り上げることを含め、早期に日朝交渉を進めるよう求めた。
会談後、首相は東京・品川区の公邸前で記者団に「なかなか容易じゃない」と述べ、状況は厳しいとの認識を示した。
福田康夫官房長官は同日昼、田中氏らから個別に報告を受けた後、記者団に「（２００２年１０月の国交正常化交渉以来）１年余りぶりの政府間の正式な交渉で、この間の問題点を踏まえた上で双方の考え方をお互いに述べ合い、大変意味があった」と評価。「今までは拉致、核問題にまともに対応できないような状況だった。今回は真っ正面から話ができた」と北朝鮮側の姿勢の変化を指摘した。
同時に「問題はこれからで、なるべく早く成果を挙げるよう双方が努力すべきだ」と強調。６カ国協議への対応について「日朝間には拉致問題もある。国際社会でも大きな問題として認められており、しっかり協議していく」と述べた。福田氏は首相への報告にも同席した。
(02/15 19:35)
http://www.sankei.co.jp/news/040215/sei088.htm
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。