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(回答先: エンセンさんの「自己愛」遍歴を訊きたいなあ(^^; 投稿者 あっしら 日時 2004 年 4 月 03 日 16:19:20)
あっしら様、
お待たせ致しました。
あっしら様の当スレッド開設の主な意図の一つは
『長壁さまの件』と『人間愛とは何かという問題』とのリンクとのことかな、と理解しました。
その件についてはNUEさまやHAARPさまのレスと近い感想を持ったので、
あっしら様と大きな意見の相違はないとお考えいただいてノープロブレムということだけをお伝えしておきます。
*
今回のあっしら様のこちらのスレのトップのご投稿（以下、便宜上『本論』と略称させていただきます）は、
最初に読ませていただいた時点では、一見スマートで耳触りは良いが、
全体としてあまりに『主知的』で窮屈に過ぎ、かなり読むのがキツい、という気持ちにさせられていました。
これは、『愛』という多様で無限の深みと広がりを持つはずのものを
たったこれだけの語彙を護符替わりして封じ込めようという試みなのか、とさえ思われたほどでした。
『利口の壁』といった第一印象のある大きな部分はそこから来ていると思います。
あたくしの第一印象評や空回り防止の質問にいただいたレスと
あたくしがレスを準備している間に他の方々と交わされたやり取りの中で
その第一印象はもうかなり和らぎはしたのですが、まだ硬いです。
ディテイルについてのレスはもう少しご辛抱いただくとして、
少し考えていただきたいことがあるので、そちらを先にお伝えしたいと思います。
*
NUEさまへのレス
『「深い「自己愛」がなければ他者を深く愛することはできない。なぜなら、他者
は自己なのだから」』
http://www.asyura2.com/0401/dispute16/msg/877.html
の中で、
『「自己愛」や「「小欲知足」異論反論」を書いた背後には、知性主義的風潮のバカバカしさを晒すという目的もありました。
「あっしらは理が勝ってる」とか「あっしらは“頭”だ」とかマドオンナさん的あっしら評の類を読むと、ひょっとしてですが、その人たちは「知性主義の罠」にはまっているのではないかと思ってしまいます。』
と書かれていますが、正直に申し上げますと、
あっしら様がスレのトップの本論を展開された時点では、
『知性主義的風潮のバカバカしさを晒すという目的』をお持ちで書かれたと認知することは
あたくしにだって至難の技でした。
『マドオンナさん的あっしら評の類』が何故出続けるのか、
ということを考察して、別のアプローチをしてみることにも意義があるかも知れません。
*
ここでエンセンさまに『性格を見込んでのお願い』をされ、
エンセンさまは実に完璧にそれにお応えになったその機に乗じて、一つお尋ねいたします。
今ここであっしら様に同様のお願いは出来ないのですか、という質問です。
雑談板でも触れたことですが、あたくしは一月に板が荒れた後から、第三者から見てみれば
『一体何でいきなりそこまで個人的なことを掲示板に書き始めるのだ』と思われるようなことを書いて来ています。
これは自らの書き込み態度を意識的にかなり過激に変化させたものです。
読者のうち取り分け繊細な方々は、それに当てられて不快になられたり
衝撃を受けられたりしたかも知れないと思ってもいますが、
つまり、あたくしはあちこちの投稿の中で、
エンセンさまが今回あっしら様のご要望に応えて書かれたようなことを、既に書き終わっているわけです（笑）。
あっしら様から雑談板で延々と続いて来ているあのやり取りのきっかけになる問い掛けをいただいたのも、
あっしら様があたくしの書き込み態度の変化をキャッチされてのことではなかったのか、と勝手に思っています。
そう思うからこそ、そのあたくしにとってさえ内容的に相当ハードなやり取りではありますが、
（以来、自分の中の永遠のロリータを、粉々に砕けるかという圧迫と衝撃から常に守り続けているので（笑））
感謝を持ってお付き合いさせていただいて今に至っているのです。
あっしら様はHAARPさまの
『「自己愛」の解説は理解できますが、例えば、それをパートナーと共有できているのかとお聞きするのは
立ち入り過ぎかと思うので置いておいて』の部分を受けられてだったのか、
『ぷち熟女さんとのやり取りは“感覚”をめぐる交換行為で、
ある関係性に立ち入る気はまったくありません。』と書いておられましたが、
あたくしのほうは、もしあたくしが自分の関係性と、
取り分けその中での『感情』について自主的に色々書いて来ていなければ、
雑談板で行われて来た『“感覚”をめぐる交換行為』についてのやり取りについても、
あっしら様に現在ほどの理解には到底至っていただけなかったはずだと思っています。
あっしら様がそれを認識しておられないはずがありません。
このような論議では、『個人的』で『非・普遍的』なことをなぞってみて初めて
普遍的なことを論じる段階へ移行できる部分も存在すると思っています。
いきなり冒頭の本論のようなものに『愛』を閉じ込めてお終い、というのは、窮屈な方便のような気がします。
ですから、具体的な事例を引かねば書けないようなことばかりでもないと思いますし
（あたくしは手っ取り早いのでそれすらもよくやってしまうのですが）、
論議に深みや広がりを与えられる程度には、あっしら様ご自身の『何か』にもう少し触れながら
他の参加者の方々とのやり取りをなされないかどうか、もう少し考えてみていただきたいわけです。
薄気味の悪い『自己啓発セミナー』的なものを提案するわけでは断じてありませんし、
他の参加者の方々にはこういった無理を申し上げる訳ではありませんが、
あっしら様は何しろ言い出しっぺですからね。
ご一考下さいませ。
きついお願いかな？
ではまた、ごきげんよう。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。