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最近、韓中日の北東アジア3国の国民間で、民族主義的な相互攻防が激しく展開されている。中国の高句麗(コグリョ)史に対する歴史編入問題、韓国の独(トク)島切手発行、日本首相の靖国神社参拝など、相次いで浮上した案件により、論争が巻き起こっている。
特に、各国国民の間でインターネットを通じた討論が行われ、「サイバー三国志」と化しているのがその特徴。外信はこれを「3カ国内の民族主義の台頭」と分析した。
▲韓国と日本=今月1日、小泉純一郎・日本首相の靖国神社参拝に韓国が抗議すると、今回は日本が韓国の独島切手発行に抗議した。韓国情報通信部傘下の郵政事業本部が今月16日に発行する予定の独島のデザインが施された切手をめぐり、日本外相が発行停止を要請するなど、波紋を呼んでいる。
両国のネチズンはお互い舌戦を展開し、主要サイトを集中攻撃、サーバーを麻痺させ、その様相は「サイバー壬辰倭乱(日本の豊臣秀吉が引き起こした戦争)」に例えられている。
▲中国と日本=中国メディアは最近中国の若者が「愛国者同盟網」などインターネットサイトを立ち上げ、小泉首相の神社参拝を非難するなど、抗日デモを展開しているとし、これを「インターネット抗日戦」と報じた。
両国関係は昨年からにわかに冷え込み始めた。日本団体観光団の珠海集団売春事件、黒龍江省の日帝時代の化学兵器爆発事故など、一連の事件が発生する度にネチズンからの攻撃が殺到した。化学兵器爆発事故が発生した時は100万人の署名運動が展開された。
▲韓国と中国=相対的に見て葛藤は目立たない方だが、最近、発覚し始めた中国の高句麗史歪曲問題をめぐり、韓国国民の不満が高まっている。これに対するネチズンの動きも本格化している。
ネチズン1万3000人余からなるサイバー外交使節団バンクが高句麗史を自国の歴史に取り込もうとする中国の「東北工程」プロジェクトに対抗し、昨年12月29日、「高句麗復興プロジェクト」を立ち上げた。全世界の歴史学者とユネスコ世界遺産学者1万3000人余に中国の歴史歪曲の不当さを電子メールなどで知らせる計画だ。
▲民族主義=米ニューヨークタイムス紙は「中国の民族主義は政府が共産主義に代替する国民統合イデオロギーを助長する側面がある」と指摘した。これに経済成長でプライドが高まったことから、民族主義の雰囲気が高まっているというのだ。
日本は長い不況で失業率が高くなると、国民が“国”に頼り始め、ナショナリズムが復活していると、外信は分析した。
韓国は米軍装甲車に轢かれ死亡した女子中学生のデモの際、反米情緒を中心にした民族主義の風が吹いた。
英国のファイナンシャルタイムズ紙は中日の葛藤に対し、「若者が最も大きな反感を示している」とし、問題の深刻性を指摘した。
金スンボム記者sbkim@chosun.com
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/01/14/20040114000080.html