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(回答先: 独断的非論理文章の典型【中国語・韓国語も学んだことがないと自白しながら、なぜそれらの言語を語れる?】 投稿者 傍観者A 日時 2004 年 1 月 14 日 23:40:37)
韓国語で受身形がないといとい事は、韓国人で作家の呉善花氏が指摘しています。だから
「日本は韓国を侵略した。」
と言うことは出来ても
「韓国は日本に侵略された。」
と言う言い方は出来ず、相手の立場に立って発想すると言う思考方法がない。と言う話でした。これはテレビで石原慎太郎との対談番組で聞きました。私は中国語も韓国語もほとんど知りません。しかしながら中国語や韓国語に堪能な識者の話は聞くことが出来ます。その言葉を引用しながらコメントを書いたのですが、傍観者A氏は私の数行のコメントだけを取り出して矛盾していると指摘している。
中国語においても動詞の過去形というものがないのも事実のようです。だからいつまでも過去の戦争を取り上げて、いまだに謝罪と補償を要求し続けるのだろう。現在と過去の区別がつきにくいらしい。だから中国語では「了」と付けたり、別の語句で過去をあらわします。参考までに以下のサイトを紹介します。
シンガポールで英語に苦労している話
http://www.tse.or.jp/cabu/200211_rep/singapore/04.html
(東証 シンガポール駐在員事務所)
シンガポールは人口の65%が中国系の人で構成されている、いわゆる中国人社会の国です。
しかし、この国の日常会話は、中国語というより、むしろ、ほとんど英語で行われています。英語ができれば、日常生活で不便を感じることはほとんどありません。
例えば、私が事務所で現地の女性職員と話しをする場合は、日本語ではなくて英語です。もっとも、彼女は中国語、つまり北京語、広東語などができるのですが、当の私が3つの言葉(ニイハオ、サイチェン、シェシェ)を除いて中国語は全く駄目。
彼女の方も、日本語は現在初級会話クラスで練習中。それで双方の共通語である英語が、唯一のコミュニケーション手段ということになる次第です。
事務所以外でも、昼、外で食事をする時も英語で注文をします。
夜、帰りに一杯やる時も、日本食の飲み屋で日本語のメニューを見ながら、英語で注文をしたりしています。それほど、英語が広く普及している社会なのです。
来た当初は、私自身、英語が苦手なこともあり、皆、非常に早口で、自身たっぷりに話しているので、「どうしたらこのように早口でまくしたてられるのだろう」と随分感心しつつ悩みました。
多分、私より頭が良く、少なくとも、語学の才能があるのだろうと感心することしきりでした。
それが、忘れもしない半年ほど経ったある日の出来事。いつも行きつけの飲み屋さんで、いつもビールを頼むおばさんに、東京から昨日帰って来たと話した時のことです。
I came back from Tokyo yesterday.と言ったところ、
彼女がYou come back from Tokyo yesterday.と言うのです。
さすがの私でも、中学校で習った、comeの過去形はcameだと言うことぐらいは分かりますので、
もう一度I came back from Tokyo yesterday.
と繰り返したのですが、彼女は、またOh,you come back from Tokyo yesterday.と繰り返すばかり。
最後にはとうとう私もI come back from Tokyo yesterday.と言ってしまいました。
あとで、私の近所に住む語学の達人に聞いたところ、この種の間違いはシンガポールでは当たり前とのこと。何故なら、中国語には動詞の過去形というものが無く、過去の副詞、ここでは昨日の‘yesterday’を付けることにより文章全体が過去を表わすことになるのだそうです。
したがって、彼女は中国語の仕組みで英語を理解して喋っていたというわけです。典型的なシンガポール人英語の初歩的な間違いだということでした。この他にも、通常ならOK!というところをOK−ra!(発音は、オケラです)と言ったり、食堂でCan I sit here? と聞くと、Yes, you can.というところをYes.Can,can.と答えが返ってきたり。時々、Can,can,can.だけの答えがあったり。猫でも鳴いているのかなとも感じたことがあります。
さて、もうシンガポールに来て3年ほど経ちます。このシンガポール英語、シングリッシュにも慣れてきて、最近では、シンガポール英語の発音、中国語の四声に従った英語が、BBCの標準英語並みに聞こえるのですから不思議です。私も、Can I sit here?と聞かれてYes.Can,can.と答える今日この頃です。
「所変われば品が変わる」ではありませんが、英語も、シンガポールのシングリッシュを始めとして、オーストラリアの英語、米国の英語など様々なようで、さしずめ私の英語などはジャパングリッシュとでも言うところでしょうか。
でも、このジャパングリッシュも、馴染みのビールのおばさんではありませんが、堂々と喋ると結構通じます。この3年で身についたのは、英語力ではなく、物怖じしない度胸だけだったようです。