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>サマワで掲げられている横断幕「ようこそ自衛隊」のいきさつが判明。【2003.12.12 のセキュリティホールmemo記事】
>http://www.asyura2.com/0311/it04/msg/471.html
>投稿者 クエスチョン 日時 2003 年 12 月 14 日 01:10:01:WmYnAkBebEg4M
でご紹介しました。
>……そういうわけでは必ずしもなかったようで: サマワの街に掲げられた横断幕の背景 (TBS NEWSi)。link 先はすぐ消えてしまうので、保存用画像。
既に元リンクは切れています。資料として阿修羅にも保存しておきます。
サマワの街に掲げられた横断幕の背景
これまで治安が比較的良いとされてきたイラク・サマワの町ですが、良くならない暮らしぶりに住民の不満が高まり、デモが激しさを増しています。そんなサマワの街に先日から「日本の友人の皆様に、イラク人を代表し、親愛のメッセージを送ります」という横断幕が掲げられています。
そして、「ようこそ自衛隊の皆様」。アラビア語の下に日本語が書かれています。しかし、アラビア語は日本語とは違い、「日本人の皆様」と書かれているのです。なぜ、この様な横断幕が掲げられてしまったのでしょうか。
実は、この横断幕の日本語を書いたのは、現地を取材中の日本人フリージャーナリストでした。このジャーナリストはアラビア語ができず、通訳を介してやりとりしたと言います。
「(地元の人が)白紙の紙を持ってきたんです、それに書いてくれと。アラビア語を翻訳してくれと、通訳が『ジャパニーズアーミー』と言ったので『自衛隊』という言葉を入れました。『日本語で下書きをしてくれないか』と言われ、ボールペンで(横断幕に)日本語の文字の形を作ってあげたんです」(フリージャーナリスト 遠藤正雄さん)
では、なぜ異なった日本語訳が書かれてしまったのでしょうか。
「サマワの人たちは『日本が来てくれる』。当時は『日本』と『自衛隊』を混同していて、彼らにとって、『自衛隊』=『あのハイテク国家』」(遠藤正雄さん)
さらに、ジャーナリストは横断幕に書かれた正しいアラビア語を知らずに、日本語を記していました。
「訳して書いた時点では、アラビア語は(横断幕に)入っていませんでした」(遠藤正雄さん)
こうして、アラビア語と違う日本語で書かれた横断幕はサマワの街に掲げられ、日本中に伝えられました。
自衛隊派遣をめぐる論議がある中で、結果的に現地の人々が自衛隊派遣を期待しているという印象を与えることになったのです。
「自衛隊がオランダ軍と同じような援助活動をするとなれば、恐らく、彼らは自衛隊に来てほしくないと、私は思います。(自分の書いた)日本語の持つ意味が彼らの意味とは全く違った意味になってきている」(遠藤正雄さん)
サマワのリーダーの1人は先日、JNNの取材に対して、「自衛隊が来るなら、地元の意向を汲み上げないと暴動が起こる」と警告しました。サマワへの自衛隊派遣は来年2月とみられます。(12日17:40)