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検察が二大政党時代を作った
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編集長ヘッドライン日記
11月10日(月) 検察が二大政党時代を作った
衆院選の「僕なりの総括」その1。
11月10日の朝日新聞朝刊。コラムリスト早野透さんが「小泉改革が時代を回した」と書いている。
別に異論を挟む訳ではない。そうした一面ももちろんあるが、僕は全く違う視点で、今回の衆院選の結果を分析している。時代はそんなにきれい事ではない、と思うからだ。
それを早野流に表現すれば「検察が護憲勢力をつぶした」とでも言えば良いだろう。
今回の社民党凋落のきっかけは「あなたは疑惑の総合商社ですよ!」と言った、あの数少ない社民のスターが逮捕されたことにある。もちろん、すでに社民は手足がもろくなっていて、いずれは崩壊の道を進むであろうことは危惧されていていた。が、検察がその足を早く引っ張った。
検察はその一方で、同じような秘書給与疑惑の真紀子を衆院選直前に許した。「立候補しなさい」と言わんばかりに許した。何故だろう。何か、義理立てする必要があったのか。分からない。
これは推測だ。「反創価学会のS」の国会返り咲きを快く思っていない存在が有るとすれば、是非とも、真紀子の出馬が必要だった。
Sは「民主公認」を失い、惨敗した。気の毒である。
もちろん、逮捕すれば出来た? 加藤紘一さんを不起訴にした判断。彼の「お詫び行脚 →返り咲き→自民復帰」を可能にした。検察は巨大だ。
検察はそんな政治的な動きをしていない、と言う人もいるだろう。そうかも知れない。だが、それを証明するのなら、闇の中の道路公団大汚職を摘発してから言ってくれ。正義の検察に期待大。
午前中、少し寝て「おけら街道」を書き、野暮用で外出。途中、乗り合わせたタクシーが出会い頭に衝突事故。運良く無事。むち打ちの心配もない。
出社後、編集局幹部と「社民、共産も第3局形成」について雑談。
深夜「月刊現代」の三井元大阪高検公安部長の「検察と山口組の消えた2億円」を読む。本当なら、怖い話だ。
今週の「ここだけの話」は選挙が終わるまで掲載を待った「オウム最終弁論批判」。タイミングをわざと遅らせたが……じっくり読んでくれ。
<何だか分からない今日の名文句>
小異を存して体制につく人々