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(回答先: 安くておいしい料理の店は、ドイツ人をチェック!イタリアにて 投稿者 ジャック・どんどん 日時 2004 年 1 月 03 日 23:08:51)
ジャック・どんどん、どうも
ケチだと思います、ドイツ人。ダッチカウントで有名になってます。アメリカのあのダッチはドイッチュがなまったようです、あれはドイツ人なんだそうです。私もずっと知りませんでした。昔しドイツ人が南からそしてスイスからもアメリカに渡りました。今アメリカのペンシルバニア州に住んでダッチとして知られます。アーミッシュと呼ばれる独特の人達もドイツやスイスからのようです。アーミッシュの言葉を使ってますがドイツ語が分かれば理解できます。因みにオランダ語は文法はほとんどドイツ語の文法と同じで、オランダ語の方が簡単になっています。しかし単語はドイツ語とは違ったものがありますのでドイツ語がわかっても意味がわからないものは少なくないです。アーミッシュの人が住んでる地方には一度だけ行ったことがありますが面白いところです。ダッチカウント今でも健在なようです。おごる、おごられる、という関係や集まりが日本よりずっと少ないのでしょうか、割り勘はあたりまえなんでしょうね。でも日本人の感覚ではドキッとするような割り勘もあったかな。
ケチなのは日本のように恰好を気にしない文化のせいもあると思います。女の人でもズボンやジーンズが多いし、おしゃれをしなくてもいい、お金を使わなくてもいい。役所や学校もジーンズでスーツは少ない。おしゃれをあまり必用なことと思わない性格なんでしょうか。豪華な施設をどんどん建てたりすることもないし、学校(公立学校)も予算は厳しいようで先生も少なく若い先生がいません。国の財政悪化については毎日毎日節約プランをどうするかについての議論でうんざりします。金を使わないから失業問題は一向に解決しません。何処から来るのか分かりませんが倹約節約好きな性格なんでしょうか無駄使いは少ないですね。水道の水も無駄に使うのは嫌だから節約します。節約することがみんなのコンセンサスを得ている感があります。戦後賠償金を払い続けて地味な無駄使いをしない生活になったのなら気の毒です。それでも道路とか下水道施設とか、都市の分散化や、インフラにはお金が使われているようです。何処でもここでも税金が湯水のように無駄使いされたり、何の権限があるのか税金が訳の分からないところで使われたり、公金横領があっちこっちに転がる国には金輪際住みたくないという人にはこちらに住むのは精神的にはいいと思いますよ。
美味いものが分かり好きなのは日本人だと思います。食料品は安くというのが今の傾向のようです。ワイン、ビールから野菜まで食材は日本よりも安いです。ケチだから最初に節約のために削られるのは食費かもしれません。ドイツの人は夜は冷たい食事をとるというのは有名です。魚のいいのも手に入りません、南の海がないので鮮魚も限られたところにしかありません。私は鮮魚が手に入りますので刺し身や焼き魚は一応楽しめます。ドイツにはドイツの焼酎もありますので暖かい日本食を毎晩食べられますが、なんで夜に好んで冷たい食事をとらなければならないのか理解できません。もう現在は昔のように敵が攻めて来る訳でもないのに。魚、刺し身、という美味しいものを発見し発展させた日本人はすごいですよ。刺し身と日本の米が自然と鮨という形になります。ドイツもやっと一部の人は魚や鮨などの日本の食事が美味しいというのが分かってきたようです。
ドイツ語ですが私も何の因果か勉強したのは40を過ぎてました。普通の方法は能力も衰えており駄目だろうと日本式の外国語の勉強法を思いつき採用しました。読解ですね。文法を頭に入れて、ひたすら文章を読んで理解する。読むのはオンラインのドイツの新聞です。ただで、いくらでもあります。日本のオンラインの新聞より内容も深い。新聞の数もたくさんあります。この方法は役に立ちました。新聞さえ読めれドイツ語というものが分かってきますし、会話もできるようになりますよ。英語しかやってこなかったのになんで今更又勉強なんてと思いますが、分かってみると今までなんと英語というものに閉じ込められ、知らないことが多かったのかと、いう気持ちになります。英語ばかりを追いかける、学校も文部省も社会も、まちがってます。
ところ変わればいろんなものが変わるんです。ドイツにはヘビがいない。ヤクザがいないと言っていいし、学校のいじめ、不登校の問題もないといえる。問題の解決を考えるときに場所を変えてみるというのはいいかもしれないです。初めから分かっていたことではないのですが。