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(回答先: Re:エンセンさんに勝手に、「阿修羅のカスパーハウザー」って、あだ名付けちゃいました。 投稿者 ジャック・どんどん 日時 2004 年 1 月 06 日 00:46:09)
ジャック・どんどん さん ドイツの映画も御好きなんですね。ご質問の
原題の意味なんですがたいへん勉強になります。
私もどうしてこのタイトルなのか分かりませんが以下のような解釈では
なかろうかと推理しました。
まずこういうのは普通に教会のお説教で出てくるように思われます。
以下の例は実際にネット上にありました。
Jeder fur sich und der liebe Gott fur uns alle!
映画のタイトルに似てますが意味が反対です。
「全ての人は一人(ぼっち)なんだけど、神様は我々みんなにある(味方する)」
のような普通の意味だと思います。
カスパーハウザーという実在の不思議な人は普通の人間の興味の対象に
なって終いには殺されてしまうという史実らしいです。
それで監督がつけたタイトルは上のを一部ひっくり返した、
Jeder fur sich und der Gott gegen alle.
fur (for) 賛成 を gegenn (against) 反対にしています。
「全ての人は一人(ぼっち)で 神はみんなにはいない(味方していない)」
というようなタイトルにしたのではないでしょうか。
カスパーハウザーという人は不思議な人でひょっとしたら神様だったかもしれないと
いうのでしょうか。
勝手な解釈と意味の取り方かもしれません。