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(回答先: Re: ちゃめ爺えずら爺さまに会いに行く 投稿者 オリハル 日時 2003 年 11 月 19 日 22:36:33)
はじめまして,オリハルさん.
かなり長いテキストを最後まで読んでくれてありがとう.
> >黙示録は予言の書ではなく,まったくの虚構(フィクション)ではないとしても,ノンフィクションと呼ぶのもためらわれる類の,高々旧約の中に埋め込まれたさまざまな断片的記述の記憶をトリガーとしてヨハネを襲った強烈な幻視・幻聴の経験を綴った記録(ドキュメント)に過ぎまい.
>
> この部分、必ずしもそうではないようですよ。
> (http://www.bekkoame.ne.jp/~oriharu/jBible.htm#first)
読ませてもらいました.おもしろーい!
...ヨハネはむろんその算数に気付いていただろうと推量することはできますが.
黙示録のインパクトはあらゆる文芸の域を超えています.前に「聖典ひとつ書き」ということを
言いましたが,黙示録が含まれていなかったら,最終文学(文学を終わらせるための文学)と
しての聖書は成り立ちません.
実際のところ,私は上の一行を書き下すのにとてもためらいました.オリジナルでは最初に現わ
れる句読点は「.」でした.つまり,「黙示録は予言の書ではない.」という断定から始まっていま
した.私の論旨からすれば,これはそうでなくてはならなかったのです.少なくとも私には,慈愛
に満ちたイエスの神と,怒りにまかせたヨハネの復讐の神が同一であるとは考えられません.
(神意は計り難きものであるとしても...)私は迷いぬいた末,すべてのセンテンスをつなげて,
一本にまとめ,最後を「まい」という推量形で止めることによって,このステートメントが私の主観
である(に過ぎない)ことを(後の日に)表するための証としました.
ちなみに,1335日=1992年の前年には湾岸戦争がありました.私の認識では,このときからす
べての戦争は犯罪とみなされざるを得なくなったのではないか?と考えています.米軍はイラ
ク軍の戦死者数を公表することを拒んでいますが,十万人とも,十数万人とも言われています.
その大部分は今も砂漠の砂の下で呻吟していることでしょう.砂漠の嵐作戦が始まって3日目
には既に数千人の兵士が大型のブレードを付けた軍用ブルドーザで生き埋めにされています.
報道陣を完全にシャットアウトして行なわれた戦争の最終盤に起こったことを見ていたのは月
だけだと前に戦争板に書いたことがありますが,見つかりません.(内部検閲に引っかかった
んでしょうか?)この巨大な墓場を暴かれないためというただそれだけの理由だけでもアメリカ
はあと百年はイラクに駐留し続けるしかないでしょう.でなければ,原爆を落として一挙に証拠
隠滅を図るか,あるいはもう一度フセインに罪をなすりつけるか?(考古学者の出番ですね.)
もし,私のこの認識が正しいとすると(明らかに国際法秩序はその方向に向っています),これ
からの戦争犯罪者に(神の)裁きが行なわれるということは受け入れられるような気もします.
(とは言っても,戦争で死ぬのはいつでも民衆ですからね...)
>木として表象される位階を男性原理,サイクルとして表象される循環を女性原理と捉えます.
勉強になりました。ありがとうございました。
セフィロトの木は3本の柱からなりますが,もしかしてエデンにはもう一本の木があったのでは
ないか?なんて考えます.もし,あったとすれば知恵の木ではないかと思うのですが.セフィロト
の中央の柱はいのちの木,力の柱が善悪を知る木で,知恵の木は3番目の形の柱というのは
どうでしょうか?私の説ではこの3番目の木の実が実はNP完全問題ということになるのですが.
(与太をすみません.)