現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産32 > 401.html ★阿修羅♪ |
|
(回答先: しろうとが、トンでもを吹聴しない方が良いよ 投稿者 招き猫 日時 2003 年 12 月 12 日 13:44:11)
>しろうとが、トンでもを吹聴しない方が良いよ
>●バブルが終わったのではなく、ITバブル後のデフレの危機が終了しつつある
“バブルは終わりだって”というのは、英国・米国・韓国で進行中の不動産バブルのことで、「英国など各国において、債務の対所得比率が著しく急速に高まる可能性がある。今後の家計所得の伸びと債務返済能力への期待は、結局楽観的だったことが判明するであろう」との見方に対するコメント。
サービス価格によって、財価格のデフレが見えにくくなっているだけで、デフレの危機が終了しつつあるわけではない。
米国の輸入価格上昇も、米国民とりわけ低中所得者の可処分所得総額が増加しない限り、デフレの解消には貢献せず、米国産業の収益悪化につながるものである。
>●アメリカと中国が牽引となって、世界経済は成長過程に再度乗りつつある
米国の不動産バブルと日本政府の年間20兆円もの“対米献納”が米国の消費と株式市場を支え(株式市場の上昇も消費を支える構造)、対米黒字No.1の中国経済の成長を押し上げ、機械設備や部品の対中輸出によって日本経済も一服できているというのが現状である。(欧州経済も、米国の消費に支えられて一服している)
米国で失業者減少を通じての低中所得者の可処分所得総額が増加や中国における所得格差が是正しない限り、世界経済が成長過程に再度乗ることはない。
もちろん、それ以上に重要なのは、日本の低中所得者の可処分所得総額が増加することである。