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(回答先: 日本が基準とかそうではないといった問題ではない 投稿者 あっしら 日時 2003 年 12 月 12 日 19:04:03)
>生存維持に必要な“必需財”・より楽に生活するための“利便財”・快楽や見栄を満たすための“奢侈財”と大まかに区分できる。
>そして、サービスは、“利便財”や“奢侈財”に相当するものである。
サービスに具体性をもたせてみなよ。
親が食事を作るのは何なんだ?
保育園は何なんだ?
子供が老親の面倒見る介護は?
それは、自分が楽して、奢侈にするためだけのサービスか?
保育園がなければ、女性は働くことが出来ないし、介護事業がなければ、家庭介護の悲劇が繰り返されるか、孤老の衰弱死が蔓延するだけだ。
保育も外食も介護も、必需品だ。
そんなものより、50インチの薄型プラズマテレビのほうが、よっぽど奢侈財だ。
これらのサービスは、これまで家庭内の相互扶助でサービスが移動していたが、核家族の進行に伴って家庭内のみでは調達できなくなった。そのため、貨幣を介在させて市場から供給してもらっているだけの話だ。
集金のかわりに、銀行振り込みを利用したり、自動引き落としを徹底することは?
配達の代わりに運送会社に配送を委託することは?
警備員を採用する代わりに、警備会社に機会警備を委託するのは?
金融も警備も物流もサービスだ。
医療も教育も行政もサービスだという意味が理解できるか?
これらは、すべて必需サービスだ。
社会の高度化、機能分化が進み、生活の質的向上がはかられると言うことの意味を理解するべきだろう。