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給付水準、50%以上にこだわらず 年金改革めぐり首相
http://www.asahi.com/politics/update/1118/004.html
小泉首相は17日夜、厚生年金の給付水準について「(従来言及してきたのは)『50%程度』ですからね。弾力的に考えます」と述べた。現在は現役世代の手取り収入の59%を給付しており、これを将来的にどこまで引き下げるかが年金改革の焦点のひとつになっているが、50%以上の維持には必ずしもこだわらない考えを示したものだ。首相官邸で記者団の質問に答えた。
17日に公表された厚労省の改革案では、50%を下限とし、これを割り込む場合は制度を見直すとしている。これに対し、財務省や経済界は、給付水準をいっそう引き下げることで、負担を軽くするよう求めている。 (11/18 07:08)