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(回答先: 戦争目的の変遷や場数を踏むなかでルールが定まったものです 投稿者 あっしら 日時 2003 年 10 月 26 日 02:24:13)
あっしらさん、今晩は。
この議論板であっしらさんによって石原莞爾が取り上げられている回数はかなり多いですね。
前の板で、岡倉天心、孫文たちが取り上げられている中からの継続を感じます。実は昔から私にとって気になる人でした。
理想主義的戦略家(企画立案者)で、国について明快なヴィジョンを持って立案していた人物という事で関心をひかれていました。
しかし、何となく敬遠しても居たのです。
彼の軍事に関する科学的ブレーンが楢崎皐月で、以前ちょっとカタカムナ文字や波動などでくさした事があります。胡散臭いという
以前に私は本をぶん投げてしまう系統なのです。(楢崎さんを信奉している方は結構おられると思いますが、ご容赦を)
※ご存知無い方への参考 :カタカムナ文献 http://www.kumanolife.com/History/katakamuna.html
ついでに言うと、石原莞爾→楢崎皐月→三木成夫・著作 → 龍村仁監督(地球交響曲)こういう流れがあります。
しかし、下記の文を読んで適格な本があれば読んでみたいという想いが生まれました。
>国策を貫徹するということは、殺戮や相手の土地を奪うことではなく、相手に政策の変更を強いることが戦争の主要な目的になる
>ということです。
>
>「国防とは、領土の保全や国民の安全を確保することではなく、“国策の防衛”である」と見抜いた石原莞爾はすごいと思ってい
>ます。国策には領土や国民の安全は当然含まれます。そのレベルでとどまるのではなく、それぞれの国家の国策がぶつかり合
>うなかで自国の国策が貫けるようにすることだと動態的関係性すなわち現実的に国防を考えたことは見事です。
現在、西欧近代を原点としたアングロサクソン系の偽善的献策、戦略に蹂躙され続けている非欧米・イスラエル国家の状況を見るに
つけ、今必要なのは、その国の地域的文化的独自性と経済を防衛するためにも(本当の国防ではないか!)これらの策略に対し、
免疫機能的な働きをなす機制の発現ではないかと感じます。自己の核からの健全な再創造機制を取り返す事です。
その方法の探究のために、ひとつの例としてアジアの中で石原莞爾がどのように創案していたのか、その思想はどのようなもので
あったかを知りたいと想っています。弁解で言うと、私が敬遠していたのは、何か右翼国粋的ロマンチスム(笑)とか、神話的擬似
サイエンスとか、引っ付いているのは嫌だという臆断からに過ぎません。(グノーシス主義に関心を持っていてよく言うわ・笑)
あっしらさんが仰る彼の凄さを知りうるような客観性のある書籍で、お薦めがありましたらご教示頂けないでしょうか。
今日グノーシス文献が届きました。さて、読むぞー!