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輝きのある原石から核心の結晶を出だせれば…
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投稿者 マルハナバチ 日時 2003 年 10 月 28 日 21:00:18:WjxaaVdW72Wrk

(回答先: 「戦争責任」論で言えば石原莞爾はトップレベルの大罪(笑) 投稿者 あっしら 日時 2003 年 10 月 28 日 17:12:04)

あっしらさん、今晩は、レス有り難うございます。


長い時間が掛かるかもしれませんが石原莞爾のみならず北一輝の著作も読む必要がありそうです。ご紹介感謝いたします。

石原莞爾の著作を、揶揄し茶化すような距離を置きつつも読もうという屈折した姿勢が生まれるのは、私自身を振り返ると、怒号と
威圧に終始するかに見える「右翼団体」のイメージの影響が大きいようです。
あれを子供のときから見ていると自然に「右翼」アレルギーになるだけですから。その影響で旧日本軍関係の深い内容を持った本は
一切読んできませんでした。親戚に昔の右翼の大物が居ましたが、子供であった私にはいいおじいちゃんでさっぱり繋がりません。
あの連中の活動資金はどこからどう流れているんだろう…。

今回も石原莞爾の著作紹介に至るまで、彼周囲の軍の動き等がいかに彼の行動をきっかけとして軍律を離れ、私製の大儀を祭り
上げ、次いで無責任化したかについてお書きいただきました。自己責任の問題を戦争中からきちんと告発し、現在に至るまで国民
一人一人の責任自覚を訴えねばならないというご姿勢を感じます。

今後何か起きたら、国民自身の責任もさることがら、政官財とも照明を当てておいた責任者をひっ捕まえて責任をきっちり取らせる
姿勢が生まれないと、この国は自己の健康な再創造が出来ないでしょうね。経済施策的な有効性よりも、施策創出と実行そのも
のの健全な秩序再形成のために、今回の機会で筋道がつけられるべき事は多いと想っています。
それに乗じてくる偽善外資の狡猾な嘘もはっきり照明あることを望みたいです。

先日のNHKでアフガニスタンに対するグローバリズムの『伝道』についての放送がありましたが、アフガニスタンの現在の作られた
混乱の中で、まさしく『伝道師面』をしてアフガニスタン経済を牛耳ろうとしている欧米の政治屋とコンサルタントたちの見せる口の
端をゆがめた隠しきれないほくそえみに吐き気を催していました。

◆引用はじめ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

NHKスペシャル
 地球市場・富の攻防(10回シリーズ)
  第8回 「復興ビジネス・市場経済の伝道師」
  後9・00〜9・50


 2年前タリバン政権が崩壊した後、アフガニスタンでは新たな国造りが始まり、日本やアメリカをはじめ世界銀行、IMFなどが資金
を拠出し、復興に携わっている。

 首都・カブールでは、米国の会計事務所やコンサルティング会社が世界銀行、米国国際開発庁などの指導のもと、アフガニスタン
の政府機関を舞台に税制、銀行制度など市場経済のシステムとルールを一から根づかせようとしている。

 会計事務所やコンサルティングのメンバーは、これまでも旧ソ連の国々やコソボ、東ティモールなどで市場主義を広めてきた、いわ
ば市場経済の「伝道師」である。

 番組では、会計事務所やコンサルティング会社が国際機関や米国政府を後ろ盾に、復興ビジネスを通してグローバリズムの根本
原理をどのように世界に広げようとしているのか、その戦略を描く。

[番組ホームページ] http://www.nhk.or.jp/special/


◆引用終わり・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私は読む本の数が多い方かもしれませんが、多分早くはないのでグノーシスに関する感想を書けるのは結構後かもしれません。
何しろ現在「原始キリスト教」を読んでいるのですが、修辞修飾によってバーチャルな精神空間が創られる教会でのキリスト教とは
異なり、まさしく信頼できる歴史資料等からの非常に「貧しい」中の検討ゆえに、原生状態でのキリスト教徒たちの中に、かえって
豊かで鮮烈なものが理解出来てきます。そんなこんなで新書ひとつに時間をかけてしまっています。

しかしこの本からもあっしらさんの、国際金融家の性格と起源性に関する歴史的ストーりーの中の寄生性がどのような脱・地域的=脱・反・地域共同体的起源を持っているか等理解できてきますし、ローマ以降の施設依拠宗教的胡散臭さの根源も浮かび上がり、
面白いですね。


先日のあっしらさんのご論考の中に、人間の生命/意識の継起継続性(連続性)についてどのように理解したかが、文化の中の
人間の持続的性格を決めて来たはずだといったようなお考え(私の理解)や、「身体」に関する言及を見て、もっともっと面白くなる
のはこれからだ!と想いました。期待させて頂きます。


そして、すみちゃんが「毒もみ兇人博士ども」の告発を終え、*明るく*清い*世界に戻ってくるのが待たれます。(笑)
比喩ですが、「病理学」じゃなくて臨床免疫学、精神神経免疫学の世界です。
ここにおいて新たな次元に踏み込み、すみちゃんがあっしらさんとともに果たせる役割は大きいはずですし、いろいろな方が参加
できるはずです。

聖地巡礼の続きはまだかなあ…。
こっそりここに書いておいて逃げまする…。

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